一期一会

 

 その人の記憶… として残る音楽があるのだと、これまでにもよく思ってきました。

 たとえばそれはその人と会ったときに、店内で流れていた曲であったり、

 たとえばそれは助手席で聴いたカーステレオから流れる曲であったり、

 たとえばそれはプレゼントされたCDの中の曲であったり。

 

 自分の記憶の中で1対1対応で、強力な線分がひける人と曲との関係…というのを今朝はあるCDを聴きながらぼーっと考えてしまっています。 CDラックを眺めていると、それぞれのCDの、”この一曲”につながる思い出がフラッシュバックしてきます。 ラックにないCDのことも妙に思い出されます。 買った数日後に売却して、そこから思い出をすべて消そうとしたことなど、CDはそこになくても思い出されて苦笑してしまったりもしていますが。

 

 昔は意識することがなかった”一期一会”… という言葉を最近は噛みしめることが増えました。最近、おめにかかったとあるかたからすすめられたCDを聴いていますとそんなことを思わずにいられません。

 名刺交換をしたあと、目をあわせて驚きました。はっとするほど澄んだ深い目をされていたかたでした。たぶんもう生涯おめにかかる機会はないかたなので、残念です。もちろん、人生は何があるかわかりませんし、私がそのかたのお仕事先をまたおたずねすることでもあれば、また会えるかたなのでしょうけれど、たぶんそんなこともなく。それだけに、本当に一度おめにかかっただけで、たぶん生涯、記憶に残るお話もできた… というのはすごいことだと思うのです。

 そして、人とのそんな出会いもあるから、人生、一生懸命前を向いて歩いていけるのかなと思いました。 

 

 そんなことを思っていた直後に、またしっかりと前を力強く見ておいでの別のかたにもおめにかかることができました。

 …そのかたとも一期一会…。このかたとは、音楽の記憶ができていませんが、一冊の本で記憶につながり続きそうです。

 

 

 本当は、素敵なことって、書いてしまうとそれで消えてしまいそうでこれまでは書けませんでした。 でも、今日はこんなふうにここに素敵だと思ったことを書けるのも、もうおめにかかることがないかたとのことだからかもしれません。… 一期一会… の重さ、潔さ、そして透明な寂しさ…を、感じながらCDを聴いています。

 …曲は、フレデリック・ショパン作。 12の練習曲 作品10.第三番 ホ長調。

 ”別れの曲”です。

 初めて会ったかたに奨められたのが”別れの曲”なんて、まさに一期一会。

 

 この曲、以前から好きでしたが、曲だけに出会うのと、人とともに出会うのとでは印象が変わり、さらに心にしみる曲になりました。 趣味がピアノというそのかたはどんなふうにこの曲を弾かれるのかしら…と、名刺の肩書きからは想像もつかない(?)お姿を勝手に思い描いています。いつもならば、CDは演奏者情報をお伝えするためにもアマゾンのリンクをここにはるところです。 でも、 今回は、それはせずに、ちょっとだけ書かずにおくところも残しておきます。

 

 ちょっとしみじみ。日曜の朝です。 

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山こえ山こえ人もこえ

 ひとつ山を越えました。ふーっ。まだまだ別の山があるものの今日は深呼吸…で休憩。本当はしないといけないことがいっぱいあるのに、なーにも手につかず、ぼーっと一日過ごしました。

 知人が、結婚50周年記念で旅行をしたものをまとめたから見てほしいといって送ってこられていたDVDも、受け取ってから1週間たってようやく今日拝見。 8日間の旅を2時間少々にまとめておられましたが素晴らしい旅、素晴らしい編集で、私まで旅をさせてもらったような気になりました。どこかに行くとなんらかの形でやはり記録に残したほうがいいですね。ブログに書くというのも、そのひとつかもしれません。

 それにしても少々しんどい日々でした。夕食後、ipod nanoで昔から大好きな曲ばかりを聴きながら、1時間ほどひとりぶらぶらしまして、ようやく気持ちが落ち着きました。

 が、そう思ったのもつかの間、部屋に戻ってメールボックスをあけてみると、別の種類の山がまた…。山のひとつをやっと越えたと思いましたら、また…ということで、いきなり気持ちが萎えてしまいました。

 でも、そんな日々の中で、いろいろな素敵なかたに出会え、これまでうかがうことがなかった世界のお話をうかがえるのがしみじみと嬉しいので、山こえ山こえ・・・・ 頑張りましょう。

 今、読みかけの本… 不思議と疲れません。他にもいろいろ買っているのですが、手がつけられないままこちらも山になっていっています。

 それから… ひょんなことから、ほんのちらっとなのですがろーかるなテレビにすがたがながれてしまうといういとおそろしいことがつづきました。こどものころならば、ピース♪サインつきででたりもできたでしょうけれど、今ではとてもそんなことはできません。どうかうつりませんように、うつりませんように、だれにもきがつかれませんように… とねがうばかりで。

 …ところが、「みたよ~」といろんなかたからいわれて、ぎくっ&とほほで。どなたもコメントぬきにただ、「みたよ~」なのですが、おひとりからだけ 「あなたなかなかよくうつっていたわよ」・・・といわれました。めずらしいおことばにおもわずうれしくなってはんのうしたのですが、つづいたことばが、「なんだか、こんなことをいったらわるいかもしれないけれど、からだがおおきくなってかんろくがついてまわりのおとこのひととからだのおおきさにちがいがなかったから~」といわれまして、とほほ・・・。nukayorokobi...

 おおきくなってかんろくがついたといわれてしょっくだったので、きょうはおもいっきりここどもっぽくひらがなだらけにしてみました!? … しんぼうづよくよんでくださったかたにかんしゃしています。

 あ~あ…やまこえやまこえ・・・ ひともこえ… とほほ。

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【読書】ゴーガイ

 大きなことがどーんとあるわけでなく、かといって日々の小さなことでもなく、中くらいのことがいくつもいくつも重なって、しばし追われておりました。 中くらいのボールと中くらいのボールの隙間に小さなボールを効率よくつめていければ、どんどんすっきり片付いていくのでしょうけれど、その空隙を埋めるには中くらいのボールが大きくふくらんでしまい…。

 いろいろなことがあり、それらをふわっと抱えていたいために、最密充填することを放棄してしまった…というのでしょうか。そんな気持ちです。

 それにしても、まだまだ中くらいのボールがいくつかと、そしてそのあとにあいついで大きなボールがごろごろと転がってきます。ここまでボールが乱打してくることは自分の記憶の中ではなかったことで、ちょっと正直、とほうにくれてもいます。ひとつひとつ、打ち返していくしかないですね。

 

 …そんな中で、先日被災地をまわったということから、おすすめされて貸していただいていたコミックを、ようやく昨日から読むことができ、それが久々に心に沁みてじーんとくるものだったので、こちらに書き記しておきたいと思います。

 ”ゴーガイ”岩手チャグチャグ新聞社 (1~3号目) 飛鳥あるとさん作です。

 岩手のローカル新聞社の女性記者、坂東さとると、その上司で表情のない謎めいたイケメン?支局長小田原と、ひょんなことから、この二人に関わっていく妙に日本ツウなドイツ生まれの日本育ちの青年イヴァン・シュルツ…の3人が織りなす岩手模様です。

 岩手にまったく行かれたことも関わられたこともないかたには、もしかしてただ、ふーんと過ぎていくものかもしれないので、特にお勧めはいたしませんが、二回しか岩手に行ったことがないものの、一回目は盛岡から見た岩手山の雄姿と平泉の静謐な空気に感動し、二回目は被災地での数々の光景と、そこで知り合ったかたがたとのこと、ローカル列車から見た、イーハトーブの世界…とまさに感じるおだやかな風景が忘れられない自分には、たぶんたったそれだけの岩手体験でも十分に反応してしまったと思います。

 特に2号目、3号目は涙腺が…。

 一緒に、”美味しんぼ”の被災地編も貸していただいたのですが、うーん…わたしはゴーガイのほうがぴったりきました。

 岩手って、ローカルの新聞社がとてもしっかりしていると感じました。現地で買い求めた震災の時の様子を書いた写真集も素晴らしかったし、車窓からいろんな小さな町にもその新聞社の看板が駅の近くに見えて、本当にしっかり根を張っている地元のための新聞があるのだと。

 そんな新聞のことを勝手にイメージしながら読みました。コミックを読むのは本当にレアなのですが、よかったです。

 今、さまざまなボールころころの影響で、本当にほかの本は何も手につきません。読まなければいけない活字を追うことすら追いつかずで。 今は自分までがごろごろと転がっていっている気分です。どこでどんなふうに止まるのか見当がつきません。

 …そういえば、先日、交差点で青信号を渡ろうとしていた時に、ちょうど携帯に気がいってしまっていて、どたっとこけてしまいました。携帯を壊せない!と思ったもので、携帯をかばって、手の平とひざと顔に擦り傷…そして、両腕に筋肉痛…。交差点で信号待ちをしていた車の人から見ればさぞおかしなシーンだったでしょう。とほほ…。でも携帯は無事でした。よかった…。

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自分らしく生きるって…

 ”自分らしく生きる”… これを英語ではなんといえばよいのでしょう…

 インターネットの”翻訳”…にかけても出てきませんし、いくつか検索ででてきたお話を読んでいてもどうもしっくりくる訳がありません。

 …自分が納得できる人生をできるかぎり自分で選んで生きていこうとする… という意味の”自分らしく生きる”で、selfishに生きるとかそういうニュアンスではないです。

 もし知恵をおかしいただけるのであればとても嬉しいです。

 

 最近、少々”英語漬け”で、あっぷあっぷです。いーかげんにふにゃらふにゃらと読み飛ばすのは、30%の単語がわかればOK(??)の超推測のジグゾーパズル読み♪ できるのですが、まともに訳そうとか思うと私ではお手上げで。とほとほ。英語から日本語がこのありさまですが、日本語から英語となると、さらに難しいですね。

 びみょーな心。日本語にはいっぱいで。かみくだいて、別の言葉にしようとしても、情とか趣とかがあらわせなくて。

 気分転換に(というか、すぐ飽きてゆうちゅぶで、懐メロ?オンパレードです)音楽を聴いていても、はて?これは何と訳すのかな…と思ってしまいます。

 たとえば…

 ”君が思い出になる前に、もう一度笑ってみせて”

 ”ああ、嘘でもいいから、微笑むふりをして”

 ”紫陽花まではまだ間があるから、こっそりと君の名を呼ばせてください” 

 

 … 日本語っていいなぁ …と思います。

 

 

 

 

 

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たまねぎなしのハンバーグ

 今日の大失敗。 タマネギなしのハンバーグを作ってしまいました。

 みじん切りにして炒めたタマネギを、冷ましてからミンチとあわそうと思っておいていたのですが、いざミンチをこねるときに、考え事をしていたもので、すっかり冷ましていたタマネギを入れを忘れてしまいました。気が付いたのは、ハンバーグ(まとめて冷凍♪ ロコモコ大好き♪)が焼きあがり、キッチンを片付けようとしたときでした。…そこにある冷めたたまねぎ…。ぎくっ。

 …こわごわ食べてみますと、大丈夫。ちゃんとなんとかそれらしい味ではありました。でも、そこに”クッション”がなくて、ちょっと索漠感ありで、また、そこに甘みがなくて、なんだかやはり変。ハンバーグの中のタマネギの存在感を感じることとなりました。

 でも、それと同時に、タマネギなしのハンバーグはぎりぎりボーダーであり得ても、”ミンチなしのハンバーグ”…パン粉と卵とタマネギだけ…はあり得ないのだとも思いました。ふみゅ。ふみゅ。ふみゅみゅ…。ちょっと哲学しそうになりました。

 

 最近、ちょっといろいろなことが同時進行しすぎで、時間も心もからまわりばかり。といっても、世のいそがしいかたがたに比べると大したことないのだとも思います。

 以前、何かの部族は、モノを”ひとつ”と”たくさん”(2以上はいくつであっても、全部”たくさん”)に分類してしまのだということを読んだことがあるのですが、それでいくと、”たくさん”…に分類されてしまうに過ぎないのですが。

 今日は、ぼーっとしていて、”どうしましたか?”と訊かれてしまったりしました。”時には私だってモノ想いに沈むことだってあるのです(^_^;)”とお返事をしますと、”からだ重いので沈む…の間違いなのでは…”と言われたり。ぷん。

 

 … あれこれスパイスが降ってくるけれど、自分の人生ハンバーグの中では、自分はひき肉であって、たまねぎではないのですよね …。

 <以下、手にしたことがない本ばかりですが、おいしそうで♪>

 

さて、昨年は”初めての”…がキーワードになるような、一年でした。今年もよいはじめて♪がありますように>ハンバーグの中の自分 (しつこく)

 

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動いたり止まったり~時計のおはなし

 ここ1カ月ほど、困っていることがあります。

 それは、動いたり止まったりすることです。腕時計が。

 入浴時以外、ほぼ一日24時間、一年365日、腕時計をしているので、(寝ている間も腕にしています。朝、メガネなしの状態では目覚まし時計をみることができませんから…)私にとって、腕時計はまさにからだの一部。それだけに質実剛健機能重視実用本位でメンテナンスも楽な国産で選んでいます。

 ところが、1か月ほど前から、それが、動いたり止まったりするようになりました。

 あれ?と思いますと、時間があっていません。でも動いてはいます。私が気がつかないうちに止まって、また気がつかないうちに動きだしているようです。

 でも、そんな状態では、“時計”としては機能しないわけです。

 ちょうどスウェーデンにでかける直前に起こってしまい、時計屋さんにとんでいきました。時計屋さん曰く、“これは磁気をおびているからこんなふうになるのです。メーカーに修理依頼して、磁気抜きをしてもらうこともできますが、多少時間がかかり、費用もかかり、また、それでもなお、その後ちゃんと動くかどうかはわかりません。”

 …とのこと。要は買い替えを薦められているわけです。出発前は体調不良もあって、そんな余裕はありません。とにもかくにも動くには動いています。いつどう止まるかはわかりませんが。そこで、とりあえず、空港で1500円のキーホルダー型の小さな時計だけ、念のために買っていき、携帯の時計とこれでなんとかなる…という体制ででかけました。

 ”今でしたら、電池交換不要タイプもたくさんでていますし、電波時計で時間をあわせることもありません”…と某メーカーのものを薦められるのですが、うーん…どれもデザインが好きになれません。

 国産の他のメーカーが、実は昔から好きで、そちらのものを…と思うのですが、好きなデザインのものは電池交換が必要ですし(←私はそれでもかまわないのですが、店員さんは強力に電池交換不要のものを薦められます)…なによりも、どこでどう磁気がまわりにあるかわからないので、磁気に対するプロテクトの強いものを…とお店の人にたずねますと、女性用ではそんなものはありませんと言われてしまいます。

 カタログを2社分もらって、見比べてみているのですが、どれも帯に短したすきに長し。

 時計って、案外、選ぶのが難しいですね。

 セカンドオピニオン…ではありませんが、他の時計屋さんも2つまわってみたところ、あるお店のかたが、いわゆる時計職人さん…で、古い手巻き時計も修理できるといわれるのです。

 … 実は、こんな時計トラブルのときには、他のちょっとおしゃれなタイプ??の時計か昔から使っている手巻きの時計に切り替えてしのいだりしています。こちらは、ねじを巻き忘れると止まってしまうのですが、ねじを巻きさえすれば、また動きます。動いたり、止まったり…でも、ぜんぜん意味が違います。

 いざというときに使っている手巻き時計以外にも、自分が持っている時計の中で一番好きな手巻きの時計(高校時代に買ってもらったものです)があり、、それはなんとなく時間があいにくくなっていてずっと使っていなかったので、修理にだしてみることにしました。

 修理代は正直なところ安くはないのですが、大好きな時計が蘇るのであれば♪… また、そんな職人さんの技で治していただけるうちに…と、お願いしました。その時計屋さんでは、磁気をおびた時計(以下磁気おび君)のほうもサービスで磁気抜きしてもらえることになりました。

 数日後。…手巻きのほうは見事に元気復活。 磁気おび君のほうも、とりあえず磁気はぬいたとのこと。

 うまくなおってさえいれば、新しい時計を買わずに済みます♪

 

  …

 

  …と願ったのですが、昨日になって、また磁気おび君が、動いたり止まったりはじめました。ああ、やっぱりだめなのですね。

 手巻きの時計は、ねじをまきさえすれば順調に動きますが、私の持っている手巻きちゃんはいずれも革バンド。夏には辛く、日々の酷使に耐えさせるのも、なんとなくしのびないので、やはり、質実剛健実用本位機能重視タイプを買うしかないかなと思っております。

 それにしても軟弱?な磁気おび君に比べて、手巻きちゃんたちのなんとたくましく美しいことか。

 時計屋さんで、中を見せてもらった時に、その中の美しさの違いにも驚きました。

 またそんな、機械式の時計を開けてみられた時の時計屋さんの表情も素敵でした。

 学生時代に使っていた古い時計ばかりですが、今でも使える手巻きの時計をしみじみと、なぜてしまいます。皆様の机の中にねむっている時計などございましたら、今が動かすチャンスかも…。

 

 結局、新しく買わねばならぬ気配たっぷりの質実剛健実用本位機能重視のイマドキ君の後継君選びと、手巻きちゃんたちの修理代で、とほほながらも、納得の出費?であります。

 動いたり、止まったり…。

 時計騒動の日々です。 

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【言葉】ANAの時刻表より

 あるかたから、”いいなぁという言葉を見つけたら教えてください”と言われていて、つい、何かみかけると手帳にメモするようになりました。こちらでも、書いていきたくなって、【言葉】というタイトル【 】でくくることにしました。

 第一回目は、昨日めにとまったANA時刻表4、5月分の表紙の言葉です。

 「旅の予定が決まると人は前向きになれる」

 

 …本当にそうだなぁ…と思います。あれこれあれこれあって、後ろ向きになってしまった時には、そうだ、旅にでよう…と思います。どんなに小さな旅でもいいから。

 さすがは航空会社。大きく広い空を感じる言葉でした。

  

 

 

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【社会見学】実爆を伴う復旧訓練

 “実爆を伴う滑走路被害復旧訓練”という航空自衛隊(一部陸上自衛隊も)の演習を大分県の日出生台演習場で見学してまいりました。

 これは、飛行場が攻撃により被害を受けた場合の復旧活動の訓練で、昭和45年以降毎年実施されているそうです。訓練では、実際に500ポンド爆弾(250キロ)2発を、滑走路と想定した地中で爆破させ、早期に航空機の運航が可能な状態まで様々な重機を使用して復旧させるというものです。実際の爆弾を爆破させる訓練は極めて珍しいそうで、さまざまなデータ収集もかねて行われていました。

 038_2 まずは”Before”です。全国から、数百人の自衛官が参加しています。

 

 

本当ならば、F-4EJ改機2機の飛来があるはずでしたが、あいにくの天候不良でそれはなくなってしまいました。見学場所は、距離の離れた安全な場所からです。(もちろん)

そして、爆破。041_2

 

少しして、わずかですが、爆風を感じました。その後は、安全が確認されるまでしばらく待ち、その後、爆破されたところを見学します。爆破孔の近くには、こんな爆弾の破片も落ちています。050_2

そして、アスファルトのほうに開けられ孔。コンクリートのほうに開けられた孔のまわりを歩いてみました。アスファルトとコンクリートでは、様子が違いました。写真はコンクリートのほうで、中に入っている鉄筋が完全に寸断されています。

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周囲には、陸上自衛隊によって設置された、1トン土嚢や、コンテナがあり、そこにどんなふうに破片が当たるのか、またそれらの後ろにある航空機にはどれくらい破片が飛ぶのか(飛行機は木で簡単につくられたものです)を見ることができました。

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そして、その後、昼食(自衛隊のカレー…おいしかったです)をはさんで、午後からの訓練は復旧作業です。

”もしも投下されたものが化学兵器だったら”…ということから、防御服に身を包んだ自衛隊員二人が、どれくらいの規模の被害かなどを調査、報告し、それを本部に伝えます。そして、いくつかある復旧プランを検討し、どの案で復旧作業を行うのかの決定を司令官がします。(ここまでも全部模擬訓練)

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そして、それからが重機たちの出番です。パワーショベル、ブルドーザー、えとせとらがいっきに何台も動き出しました。その速いこと、速いこと。日頃は、道路工事や工事現場でみかけるそれらの動きは、とてもスローなのですが、今回は、ディーゼルエンジンの音をウィンウィンたてながら、どれもすごい速さで、しかも抜群のコンビネーションで動いていきます。何度も、うわぁぶつかる…とひやひやして見ていたのですが、まったくそんなこともなく、華麗なる動きでどんどん作業を進めていました。

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時間の関係で最後まで見ることができなかったのですが、孔のまわりを整地し(爆弾でめくれあがっているからこれがたいへん)、そして穴をふさぎ、それから固めて、最後に特殊なシートをひくそうで、そこまでの作業が全部で4時間半を予定されていました。最後まで見ることができなかったのがとても残念でした。

 爆撃による悲惨な状況…というのを、テレビのニュースや昔の写真などから見ることはあっても、これまでに目の当たりにしたことはなかったので、眼の前にあいた孔には、正直なところ、かなり衝撃を受けました。周囲に何もない演習場のことではなく、実際には、人が住む街で起こり、家に落ち、人が傷つくのですから。

 何事にも備えて訓練を積むことの大切さと、それであって何もないことの大切さが、重く心に残った演習見学でした。こういう演習は、1年に一度だけ、しかも全国三か所で持ち回りで実施されるために、案内してくださった自衛隊の一佐のかたでも、三十数年の自衛隊生活の中でこういうものを見たのは初めてだとのことでした。まして、一般市民が、こういった爆破現場を実際に自分の目で見ることは、もう生涯ないと思います。間違っても戦場としてのシーンで見ることがありませんようにと心から願いました。

 今回の演習の実施担当は、南西航空混成団という沖縄の部隊のかたがただったそうですが、この一日の演習のために、本当に長い時間をかけて一から準備されたとのことです。高原の涼しい風が吹くとはいえ、本当に大変なことだったと感じました。とても丁寧に、さまざまな質問に答えてくださりながら案内してくださった航空自衛隊のかたがたにも感謝しています。

 何も特別にないこと…。その有難さと、それを守っていくことって、大切ですね。

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【読書】ロト6で3億2千万円を…

 ”ロト6で3億2千万円当てた男の悲劇” 久慈六郎氏著 集英社…を読みました。手にしたきっかけは、ネットで流れてきたDMメールです。知人で、某宝くじ銀行で支店長をしていた人がいて、その人から、高額宝くじに当たった人が、来店すると、必ずそういう人たちが挨拶にでて、それからその人たちの希望にそっていくのだという話をきいたことがあり、それ以来、”本当に宝くじに当たる人っているのだなぁ…”と思うようになりました。

 一方で、宝くじに当たったヒトのその後をを具体的に知ることはなく、それだけに、この本の内容にワイドショー的興味を持ちました。

 ただ、セレブさんのこのお話は、実在のかたの、現在進行形ノンフィクションのようなので、セレブさんの行動云々についてのコメントとしての、読書感想文は控えさせてもらおうと思います。本の感想でひとつ、言うならば、最後の数ページのインタビューのところを読み、セレブさんの印象が変わりました。前半の本文で感じたセレブさんの印象とはずいぶん違います。正直なところ、その最後の数ページのほうがずっと好印象でした。お幸せを祈っています。

 …この本を読みながら、考えたのは、もしも、もしも自分が3億2千万円を宝くじであててしまったら何をするか?ということでした。

 この前読んだ、「象の背中」では、”余命半年”のシチュエーションでの自分は何をするか?というブラッシュアップができました。

 そしてこの本では、いきなり想定外の大金が入ってきたらどうするか?を考えることで、これまた自分の中での価値観をブラッシュアップすることができました。

 まず、モノでは、これが欲しい…というものが何もありません。その変わり、すごく欲しいのが、隠れ家…です。アクセスに便利なマンションで、夜景がきれいで、のんびり一人で、電話もかからず、余計な音もなく過ごせる空間が欲しいのです。

 地方都市なので、2500万円くらいで、そういう空間はゲットできそうです。諸経費とそこにパソコンと、寝心地のよいベッドと枕と羽毛布団と机とソファーを入れたりする金額で500万円くらい。さらに、そこを20年維持する費用として、2000万円。これであわせて、5000万円。

 それからあとは…、一生涯のうちに、一度でいいからでかけていって自分の目で見て、みたいところを全部まわったとしてもこれでいくらかかるのでしょう…。2000万円くらい?

 あとは、てこの法則系は一切使わないで、現物だけの投資資金を5000万円くらい。優良株の長期投資しかする気はありませんが、この投資を全部、「0」になったと査定したとしても、ここまで使って残金2億円。

 あとは、どうするのかな…。

 以前、“宝くじに当たりましたので”ということで、おすそわけをくださったかたがいるので、そのかたには、おすそわけの御返しをしたいと思います。

 また、夏のエアコンを28度ではなくて、少し涼しい26度にするかわりに、エコ企業に投資しましょう…という、一種の排出権取引?を少々したいと思うのですが、これは上記の投資範囲内のこと…。

 あとはどうしましょう。本をこれ以上のペースで買ってもとても読めませんし、食べ歩くとますますぽにょぽにょぷくぷくですし…。

 案外、思いつかないものです。ふみゅみゅ…。

 …って、取らぬ狸さんをこんなに真剣に考えてどうするのでしょう。あせあせっ…。でも、こんなふうに考えてみると、自分にとって何が大切なのかとかがよくわかってきます。 

 こんな考えるきっかけをくれた、このセレブさんの本に感謝しましょう♪

 

 

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【大人の社会見学】T4

 大人の社会見学…今回は、”見る”だけでなく”感じる”体験をしました。

 舞台は”T4”です。…ブルーインパルスという航空自衛隊のアクロバットチームが使っている機体で、航空自衛隊の中等練習機に位置づけられているものです。

 …といっても、これで空を飛んだ…わけではなくて、地上を走った(滑走路上で加速して、でも飛び立たないでそのままエプロンに戻る)だけなのですが、それでも、Gスーツという重力から身を守るためのスーツに着替えて、ヘルメットもつけて、ハーネスも装着して、コックピットの中から移りゆく風景、目の前で変化していくパネル(前席に教官パイロットさんが座って操縦され、後席に私が座って…)を見て、さらにインカムから、管制塔との交信も全部聞こえてくる状況というのは、これまでに味わったことがない、”るん♪”な気分でした。

 Asdfmet 搭乗前には、まず服をつなぎに着替えて(つなぎを着るのは生まれてはじめて…)それから、Gスーツを身につけましたが、これがかなりずっしりと重くてびっくりしました。

 Gスーツのたくさんのポケットには、万が一の事態になったときのためのライトとかいろいろなものが入っていました。

 それからヘルメットもかぶりますが、これが酸素供給用のパイプもあるかなり重いものでした。

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よたよた?と機体のところに行くと、もう整備のかたがいろいろと準備してくださっていて、パイロットさんは、機体のまわりを見回り、それから記録をチェックして、いざ搭乗です。自分では、どの管をどうヘルメットにつけてよいのかもわからず(触ってはいけません…という計器やボタンも多く、基本的には、”手はお膝…”なので、もうひとりの別の教官さんが、そういうことをしてくださいました。最後にシートベルトをしめて(これも民間航空機のものとは違います)…。

 そして、キャノピー(上の透明の屋根)を閉めるといよいよ出発です。

 エンジンをスタートさせるための電力は、ヨコに止められた専用の車から送られてきているのにもびっくりしました。一度エンジンがかかれば、その後は、その力でいろいろなことができるのですが。

 キャノピーを閉じると、中は温室でした。エアコン機能は少しはあるにはあるようですが、やっぱり暑い…。

 インカムで入ってくる前席パイロットのかたのチェック(説明しながらしてくださって、おかげで計器の意味が少しわかりました)などがおわったら、いざ、滑走路へ。

 …滑走路の手前で待機をしている時にパイロットさんが言われたのは、T4にはハンドブレーキなどはなく、止まっている間は、ずっとブレーキペダルを踏んでいないといけないのだとか。ふみゅみゅ…と思いました。

 なにせ飛び上がってもらえないので、今回は、最高時速80キロくらいまでいっきに加速して後は、速度を落としてそのまま走る…だけ…なのですが、いっきに速度80キロまであがり、え?これだけ?…という感じで、加速体験は終わってしまいました。

 でも、機内では、飛びあがらないまでも、ボタン操作で、Gスーツに空気を送り込んで、その感触も確かめさせてもらえましたし、視覚(うつりゆく景色と計器)、聴覚(なんといっても音は“生”)、触覚(手袋もはめます。独特の感覚でした)、嗅覚(燃料の香りが、なかなかよかったです)…それから、体で感じる加速感… いずれもとても貴重な経験でした。

 名残惜しみながらT4を降りたあとは、非常にみはらしがよいお部屋にうつって、基地のかたがたから、T4の格納庫への移動のさせかたとか、編隊を組む時の距離とか苦労とか、教習時のことなどいろいろとうかがって、とても密度の濃い時間をいただきました。

060_2 写真は、その後に給油している風景です。つねに飛行後すぐ後に満タンにされておくのだとか。(腐食防止?)

格納庫までは牽引されてもどりますが、日本のその技術には、アメリカ軍の人もびっくりしていたとか。(狭いところにきちんと入れていく…)

061 とても訊きたがりの私にお付き合いくださいました教官パイロットおふたりのかたをはじめ、ありとあらゆる質問にいやな顔ひとつされず答えてくださったかた。そして、現在の防衛問題などについても率直に話してくださったかたがたには、本当にありがたく思いました。”きちんと語れる。答えられる。”…これって、今の日本ではなかなか稀有なものになってきてしまっているだけに…。

 ああ、それにしても、なによりも、あの加速感。あの昂揚感。…忘れられそうにありません…。

 さらに、また、玄関の前で、車が見えなくなるまで、本当にずっーと敬礼で見送り続けてくださる態度に、なんだか日本のほかのところではなくなってしまっている、“心”を感じました。

 航空自衛隊芦屋基地の皆様に大変お世話になりました。心からお礼申し上げます。

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