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【ドレスデン】教会の音楽

 昨年の晩秋にドレスデンに行ったときには、ライプチヒまで足をのばし、バッハが長く務めた聖トーマス教会にでかけて、至福の時を過ごしました。

 今回ももう一度ライプチヒまででかけたいとこっそり思っていたのですが、今回はライプチヒまで行く時間がとうとうとれなくて残念でした。でも、ドレスデンで、いっぱいバッハを聴けました♪… 

 …人が集う時期、観光のベストシーズンは、ホテル代が高かったり、あちこちで混んだり…もしますが、それだけに、よいこともいっぱいあるのだ♪と今回しみじみと感じました。収穫祭、オクトーバーフェスタの時期で、気候も最高ということで、人がいっぱいだったドレスデン。それだけにいろいろな音楽のイベントがいっぱいでした。

 ドレスデンにゼンパーオペラという有名なオペラ劇場があるので、そこでオペラを見たいと思っていたのですが、これもこのシーズン、本当に演目が豊かでした。…でも、とうとうこれも見に行くことができませんでした。今回の会合の会場で出会ったかたがたは、かなり見に行かれていて、内容にもとても満足されているようでした。チケットは日本にいる間にネットでとったといわれていました。

 

 それで、私がでかけたのは、もっぱら教会でのコンサートです。ドレスデンの主だった教会が共同で、コンサートスケジュールを発行しているものを見つけて(←これは最初に訪れてみた教会の中で見つけました。ほかの教会にもありました。ホテルのロビーでもみつけました。)それを見て、また、出かけたときに教会の入り口に張り出してあるポスターなどで最新情報?もいれながら、自分が行ける時間帯のものをチェックしていきました。夜に素敵なコンサートが多かったのですが、一人旅で、夜は一人でうろうろしないことにしているので、これはあきらめてパス。それでも、3つの教会でコンサートを聴くことができました。…すべて大好きなバッハ♪です。

 

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 こんな嬉しいバッハばかりのポスターもありです! バッハの曲の多くは教会のために書かれているものなので、コンサート会場で聴くよりも、教会の音響と、その雰囲気の中で聴くほうがより素敵…だと今回しみじみと思いました。

 パイプオルガンのもの、室内楽+ソリストの歌唱つきのもの、合唱団によるもの…。それぞれを楽しみました。お値段は座席指定のチケットで12ユーロというのが一度ありましたが、ほかは2ユーロのプログラム代などでした。

 一度、ある教会の5時からのコンサートに行こうとしていたとき、時間に余裕をみてホテルを出たのですが、途中で道に迷ってしまいました。地図をみてもよくわからない。道に迷った起点まで戻ってみてまた歩いてもたどりつかない…。どうしよう、あきらめるしかないかと思ったとき、突然、近くから、カランカランカランカランカランと、すごい鐘の音が聞こえてきまして、もしかして!と思って、その音を頼りにして見えている塔をめざして走っていってみると、そこが探していた教会でした。5時2分前にすべりこみ…。

 コンサートの時間に間に合う間に合わないどころか、”ここはどこ?”状態になっていただけに、これこそまさにお導きだと思いました。 次の写真がその時のコンサートのときのものです。(演奏中ではありません。中盤の休憩中にストロボなしで撮ったものです。)
 

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 教会でのコンサートは、ドレスコードもありませんし、何よりもそこに来ているかたがたの聴き方?に祈りを感じます。観光客も地元の信者さんも一緒になっているのだと思いますが、そこに垣根はなく、共有する心… たぶん宗教を超えたもの… を感じました。

 また、日曜日の朝、ホテルから出て散歩していたときに、また別の教会の鐘が鳴り響く(時間をつげるような鐘でなく、本当に盛大に?なって…)のを聴き、そちらのほうにひきよせられるようにして行ってみますと、こちらは、日曜日のミサ…でした。信者ではないのでためらわれたのですが、以前からいろんな信者のかたから、”信者であろうとなかろうと、神さまはウェルカムなのだから機会があれば…”と言われていたので、思い切ってすみのほうの席で参加してみました。

 …素晴らしい時間でした。ジルバーマン製のパイプオルガンの音が、まさに神と人のためになりわたりました。その教会の聖歌隊は、長い歴史を持ち、バッハも称賛したといわれるものですが、少年たちの歌声も澄み渡っていました。

 聖職者のかたのお話はドイツ語で、意味はまったくわからなかったのですが、教会中が静かにききいっているその時間に溶け込むことができました。 途中で、周囲の人が握手をはじめました。何かお説教の中でそういうお話をされたのでしょう。私の周りの人も、私に握手の手をさしのべてくれました。変な人が乱入している?と思われたかもしれないのに、しっかりと目をみつめてくださって、握手をかわしあって。

 そんな方々の中での静かな祈りと音楽の時間は本当に、それからしないといけない初めてのミッションを前に心ひくひくしていた自分にとってありがたいものでした。

 これまでも、ノルウェーやスウェーデンで教会のコンサートを聴いて惹かれていましたが、今度はまたさらに素敵でした。旅行先で教会のコンサートにいかれてみませんか? おすすめします。

 ちなみに、今回のドレスデンではもうひとつ別の種類の音楽を堪能しました。それは次に書かせていただきます。 教会の外でも中でも流れるバッハやヘンデル…。ここはまさにバロック音楽の街でした。

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物忘れがとてもよいので、旅のことなどは、忘れてしまう前に書いておかねば…と焦っております。ただいま超時間貧乏なので…。 別に焦ることもないのですが、とにかく記憶に残る期間が少ないのが問題なのです。

 このブログに旅の話を書いている理由は、私のささやかな御恩返しですし…。いつもどこかに行くときには、ネットの検索でいろいろと実際に行かれたかたの声をブログで拝読しています。おめにかかったこともないかたがたがアップしてくださっている情報にどれほど助けられたかわからないので、もしどなたかが旅に出られる前に検索でここを読まれて、ほんの少しでも参考になれば…という気持ちで書いています。

 忘れてしまう前に、これから書けたらいいなと思っている項目だけでもメモしておきます。○街の中の音楽 ○音のこと ○ドイツ料理とドイツケーキ ○ドレスデンでおすすめのスポット(あまりガイドブックには載っていないところも) ○マイセンのこと ○個人的な雑感ですが、”レディファースト”のこと … など。 

 

 よろしければおつきあいください。

 

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コメント

山山さん、コメントありがとうございます。今回はまさに1ユーロコイン100円玉気分でしたので、2ユーロで200円です。音のおはなし、今回、はっとしたことがありましたので、それをまた書きます。食べ物も、いつもはひとりで部屋食(^_^;)が多いのですが今回はいろんなかたといろいろとでかけたので、その分、書くことができる情報ができたかなと思います。いろいろとコメントをいただけると、嬉しいです。時間貧乏なのですが、こちらを書くことのほうが楽しかったりするのですぐ逃避してしまいます。

投稿: 管理人ぴょん | 2012年10月14日 (日) 16時58分

協会でのバッハ。いいですね。
2ユーロというと、日本では200円くらいの感覚ですか。

>信者であろうとなかろうと、神さまはウェルカムなのだから
これはいい言葉ですね。
本当に心の広い方でしたら、垣根など無いですからね。

>○音のこと ○ドイツ料理とドイツケーキ
あっ。音のこと非常に興味あります。
多分、街の音等のことですよね。
耳を傾けるといろんな音が聞こえてきます。
私は、小さい子供達のちょっと遠くの、騒いだり、笑ったり、泣いたりする(音)が好きです。
ドイツ料理は、ビール、ジャガイモ、ソーセージ 位しか知りませんので、
(食べたことは無いのですが)是非よろしく(^_^;)

投稿: 山山 | 2012年10月14日 (日) 09時59分

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