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【読書】火星のプリンセス

 SF小説を読むのも久しぶり。… というか、中学生時代はクラスメートの影響でいくらか読んだものの、大人になってからは自分の想像力欠如を痛感し、ほとんど手にとることがなくなってしまっていましたが、あるかたのおすすめで、”火星のプリンセス” エドガー・ライス・バローズ著を読みました。

 

 鉱山で財産を築いた男、ジョン・カーターが自分が死ぬ時に、残した回想録に書かれていたのが、若き頃、なぜか自分の体が神秘の惑星、バルスームにあり、そこで、部族間の衝突にまきこまれながら、ある種の英雄として身を立て、名をあげ、ある部族のプリンセスに恋をして… というストーリーで、別の星という異空間を舞台に、ロビンソン・クルーソーが、アパッチの戦闘の中で、お姫様をお守りする…という、本当に直球のお話でした。

 そしてそのお話を、当人のジョン・カーターが語る…というものなので、まさにヒーローの世界にぐんぐんひきこまれます。まさに王子さまのようなヒーローが乗る馬の後ろに一緒に乗っているかのような気分で(勝手に自分がプリンセス気分?) 最後まで気持ちよく読み終えました。(あの爆弾低気圧で止まっている新幹線車中での大きな救いになりました。)

 

 ああ、なるほど、SFってこういう世界だったのですね… と。

 実はこのところ、人生、いかにポジティブに元気に生きるかといったような言葉満載の本ばかり手にとっていたのですが、もしかしたら、そんな本十冊よりもこの、ジョン・カーターさんに手をとられて、見知らぬ星でサバイバルする恋物語を夢想するほうが、元気になるかも…。紹介くださったかたに感謝しています。

 文庫の帯によりますと、ウォルトディズニー生誕110周年記念作品 「ジョン・カーター」の原作だそうで。この映画は明日、4月13日(金曜日)から、全国で2D,3Dでロードショーとか。

 ”13日の金曜日”からのロードショーでも、ヒーローはきっとジェイソンとは違うはず。ディズニーが選ぶ、”まさにヒーロー!”ははたしてどんな俳優さんなのか…。本の帯の写真で見る限りは、少し私が本から感じた”王子様♪♪”とは違うキャラなのですが…。(ちなみに私がイメージしたのは竜馬伝の福山雅治さん的王子様です) スクリーンで動く王子様はまた違う印象になりそうな気もいたします。 

 季節も桜から、新緑にめぐろうとしています。

 ふーっと、まずは大きく深呼吸して(この物語の最後のほうでは、この深呼吸が、超贅沢行為になりますが) 顔をあげて歩くと、そこにはこんな王子様がいるかも?… 。

 元気にいきたいものです。

 

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