« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月

【読書】ある成功者の老後

 

 先日、こちらに曾野綾子氏の”人生の収穫”のことを書いたときに、コメント欄でご紹介いただいた本を、せっかくの機会なので読ませていただきました。

 「ある成功者の老後」という、小説風のエッセイというか、エッセイ風の小説というか… そういう短編集で、鮮やかなひねりを楽しませていただきながら読み終えました。

 

 いくつかの作品の中で、もちろん、心に響くもの、響かないもの、いろいろありましたが、読み進めていくうちに、だんだんと自分が作者と同じような目線で見ていくことをおもしろく思いました。

 

 知人で、電車に乗った時などに、まわりにたっている人はどういう人なのだろうと想像するのが楽しいという人がいます。また、ある海外のカフェで珈琲を飲みながら通り行く人をぼーっとみていましたら、一緒にいた知人が、「あそこを歩いている人は、きっと○○から来た人で…」と、いろいろと空想してかたりはじめるのにびっくりしたことがあります。

 

 私は、そういうのは苦手なほう…なので、”それが正解かどうか確かめるすべもないのに…”とか、”それを考えてどうなる…”とかなり否定的な見方をしてしまっていました。(その前に、仕事がらみのことで少々険悪な状態になってしまっていたこともありますが)

 

 というか、私は本当に、そういう周囲の人から作るドラマなどの空想に向いていない(自分自身の妄想は得意ですが♪)タイプなのだと思います。それだけに、この本を読みながら、作家というかたはこういうふうに世を考えるのだ…と、思った次第です。

 

 日常の小さなことから、大きなことにまで広げていく才能がないと、文章のアイデアは枯渇してしまうのでしょう。 最近ますます、自分に想像力、創造力ながく、なんてつまらない人間なのだ…と思うことが多いので、これから、少し、自分の周囲に起こることをストーリーじたてで考えていってみるのもおもしろいかもしれないと考えはじめました。

 

 そう考えると、数行程度のドラマであればできてしまうのかもしれません。

 これから、ドラマ書き留めノートでも持ち歩いてみようかしらと、ちょっぴり本気で思っています。この本を読むきっかけを与えてくださったかたに感謝しています。

 

 

 … 昨日はいっぱいいろいろなことがあり、一人芝居でへとへとになったりもしました。その一人芝居をシナリオにすると、まさにコメディなのですが、自分が情けなくなるので、ふーみゅと。 他に、物語に広げられるかもしれない場面としては、こんな場面がありました。

 

 一緒にお仕事させていただくかたが、上質の、素敵な春色のネクタイをされていたので、 「いつも素敵なセンスのネクタイをされていますね。」と申し上げたところ、 「よくネクタイは褒めてもらうのだけれど、生涯、一度でいいから、ハンサムなかたですねと言われてみたいよ。」と言われ、とっさになんと返答してよいかわからず。… でも面と向かって男性のかたに「あなたハンサムですね」…とは、言えません。たとえ、それが、ティムさまでもヨンさまでも…。

 ある成功者のかたとの会話でした。

 

|

【読書】陽だまりの彼女

 昼と夜の長さが同じ日… となると、もう確かな冬の終わりを感じずにはいられません。

 今年の冬は寒い日が多くて、そんな日には、昔住んでいた家のひだまりをなつかしく思っていました。今住んでいるところでは、ぽかぽかした縁側…というものがなくて、本当はそこで猫のようにまーるくなって過ごしたいのに…と、そんな時間を恋しく思います。

 

 でも、そんな時間をふっと味わえるような本にであいました。「陽だまりの彼女」 という越谷オサムさんというかたの本です。中学時代にクラスで勉強ができなくて、いつも周囲にいじめられていた女の子真緒に、仕事の関係でばったり再開したとき、その子がとってもデキル女の子になっていてびっくりした主人公の一人語りで、物語が進む、ほんのり淡くてときめき、そしてちょっと不思議で胸がきゅんとなるお話です。

 内容はちょっとミステリーっぽくもあるので、詳しくは書かないでおきます。

 でも、誰かに胸がキュンとなった経験のあるかたであれば、どんなかたにでもおすすめしたい本です。

 

 恋愛小説というものを手にとるには、大きくなりすぎた気がして気恥ずかしくて、ずっとこういう本を読んでいなかっただけに、ものすごく新鮮でした。

 ひだまりならぬ、こたつのぬくもりのなかで、ころころしながらすーっといっきに読んでしまいましたが、久々にいっぱい、泣きました。

 あれ、こんなに恋愛小説を読んでまだ泣けるのであれば、私はまだまだそんなに大きくなりすぎていないのかも? と思いました。

 なんだかまたこんな本をもっともっと読みたくなりました。 素直にいっぱい泣くことができたら、大きくなっていくうちに檻のようにたまってしまったものや、花粉も(!?)流してしまえるかなぁと。

 すっかり大人になりすぎていた気持ちになっていたのかもしれません。読むきっかけをくださったこの本をプレゼントしてくださったかたに心から感謝しています。

 …街で、手をつないでいる人たちをみると、いいなぁ…☆とよく思います。そんなふうに、わずかな時間でもつながっていたいと思える相手と出会えたときって、まさにそれは心のなかにひだまりを感じられるときではないでしょうか。

 ひだまりの人は、ほっこりやさしい笑顔をみせてくれます。そんなひだまりの人が好きです。

|

【読書】感情の整理の上手な人下手な人

 

 … 昨日は、久々にひどく落ち込むことがありまして、聞いてみたいセミナーに参加申し込みをしていたのですが、受付だけすませて資料をいただくだけでさぼってしまいました。

 そして大好きなケーキ屋さんへ。ケーキ屋さんに入る前に、そのお店の隣の書店で本を一冊買っていきました。”「感情の整理」が上手い人、下手な人”という和田秀樹さんが書かれた新書です。

 この本は、先日、曾野綾子さんの本を買った時に、すぐ横にあって、ぱらぱらと手にしていたものです。すーっと読める本で、新製品のケーキ+コーヒーと過ごす一時間弱で読み終えました。

 要は、いつも機嫌よくいましょう♪ …ということで、機嫌のよい人にもたらされるメリットと、そんなふうにあるためにはどうしたらいいでしょう?…ということが書いてあり、きっとこんな本をたくさん読まれているかたにすれば、あたりまえでものたりないと思われるかもしれないくらいすーっと流れていく本ですが、感情の整理ができなくて困っているときには、深遠な専門的な本よりも、こんな本のほうに助けられるのかもと思いました。

 生きていると、落ち込むことしばしですが、あ、しまった… 今落ち込みかけている… というときには、できるだけ早めに浮上をはかるのが自分にはよいようで、だんだんと年を重ねているうちに、その浮上の方法も、第一段階、第二段階、第三段階・・・・と、自分流を確立してきました。以前、深海魚のようになったことがあり、それはそれでまた人生のひとこまなのだろうとも思えますが、浮上までにかなりの時間も労もかかったので、やはり早めに浮上するほうがいいかなと思います。

 ケーキを食べながら本を読む… というのは、自分では第二段階です。

 幸い、空は青い日で(でも、花粉はいっぱい…)新製品の甘夏柑とたまたま金柑という宮崎のフルーツいっぱいのケーキはおいしく、落ち込んだ原因のことも少し状況が変化したりで、ケーキ屋さんを出るころには、かなり元気復活しました。

 この本の中で、心に残ったのは、アメリカのコフートというかたの理論で、”人間の基本的な動機は自己愛を満たすこと”だそうで、その基本的な心理ニーズは、

 (1)「鏡」を求める心理

 (2)「理想化対象」を求める心理

 (3)「双子」を求める心理

とのこと。この点に興味を持ったので、今度は心が元気な時にコフートという人の本を読んでみようと思っています。

 が、とにもかくにも、心がしんどいときには、自分をいっぱいよしよしして、好きなものを食べて、楽しいことを考えるのが一番なのかも♪

 …そして、”そんなとき”のただ一回の浮上薬?として買うにはもしかしてもったいないかもしれませんが、時にはこんな本も必要なのかもと思いました。本屋さんにはこの種の本がずらーっと並んでいる…ということは、それだけいろんな人が必要としているということなのでしょうか。

 

 

 …それにしても、何か落ち込むたびに、甘いものをいっぱい食べていてはどうなるのでしょう…。 その昔テレビCMかなにかできいた 「みんな悩んで大きくなるのだ」…という言葉を思い出して、思わずうなずいています。 ん???

 

|

【読書】人生の収穫

 ものすごく、さらーっと読めて、思わず共感しながら読み、あっというまに読み終えてしまった本をご紹介します。

 「人生の収穫」 曾野綾子氏著 河出書房新書 です。

 曾野綾子さんの本は、昔、いくつかの小説が好きでした。「天上の青」「春の飛行」「二十一歳の父」など、忘れられません。

 この本は、ランチをご一緒したかたに勧められて、お別れしたあとそのまま本屋さんに行き、次の会合の場所に向かうための往復の電車と若干の時間調整のためのコーヒーショップタイムで読み終えてしまいました。 

 それぞれのエッセイは3ページ弱ですが、本当に自然体で、しかも本質をずばっとつく明快爽快な文章です。各エッセイのタイトルと、最後の言葉に、きらっとした言葉が多くて、そこをひろうだけでもおもしろいと思いました。

 ○人は自分が手にしていないものの価値だけ理解する。皮肉なものだ。

 ○人脈を使いさえしなければ人脈はできる。

 ○私の実感によると、人生の面白さは、そのために払った犠牲や危険と、かなり正確に比例している。冒険しないで面白い人生はない、と言ってもいい。

 などなど…。いっぱいあります。書ききれません。自分の反応するところから自分自身をみていくことができると思います。どこに反応されるかは人それぞれ。だから人生はそれぞれでおもしろいのでしょう。

 

 

 

 ”人生の収穫”というタイトルのように、人生を語るには、まだ若すぎる…と自分では思っているのですが、この前”たまて箱”をあけてしまったせいでしょうか。お話がすーっと心にしみました。 … もしかして、”まだまだ”…と思っているのは自分だけで、本当はもう”それなり”になっているのかもしれません。

 人生を思い始めるという踏み絵を踏んで、自分の生きた長さを踏んでしまったのかもしれません。

 

 

 

|

【旅】たまて箱の旅(3)

 JR最南端の駅、西大山駅の風景を少しだけご紹介します。

 

 

028_2

 … 有人駅では、この駅の二つ前の山川駅が最南端だそうで、列車からも、山川駅にかかげられているそういう看板を目にすることができました。

022

 一方、西大山駅は無人駅で、駅舎らしい駅舎もなにもなく、それだけに駅とは思えない解放感があり、開聞岳までののびやかな光景に癒されました。

 指宿~枕崎線の途中の駅なので、ここまで南下したあとは、北上していくわけですが、この駅では2分間停車…となっているので、乗車している人が多すぎなければ、降りて記念撮影をして、またそのまま2分以内に乗って…というのも十分に可能で、実際にそうしておいでの人も何人もおられました。

 

 駅前?にある、つけものやさんには、絵葉書をはじめとしたものが売られています。ここで絵葉書と切手を買って、駅前の”黄色のポスト”に投かんしてみました。自宅に2通送ったのですが、なぜか別々の日に届いたのは、不思議なご愛嬌でしょうか…。

032

 タクシーで、この駅に来られて、記念写真を撮っておいでのかたもおいででした。でも、やはりここは列車で来るほうが風情があるところかも…。

 

 … あまり写真をアップしすぎますと、その場に行かれる楽しみを損なってしまうかもしれませんので(映画で言うネタバレ?)… 一番素敵だなぁと思った光景ほかはアップしないでおきます♪… 

 私にはきっと長く忘れられない一日です。

 どこにせよ、いつにせよ、よい旅、よい一日は、さながら、あるときはハードに、あるときはタイトに続く日々の中で窓を開けて新しい風をいれるかのようです。時には、こんな旅に…と思わずにいられませんでした。

 

 今回は、禁断の箱を開け?いっきに何十歳と年を重ねてしまったかもしれませんが…?

 <以上でこの旅のおはなし、おわります>

|

【旅】たまて箱の旅(2)

 錦江湾沿いを走る”指宿のたまて箱”という特急は、かわいくておもしろい特急列車???でした。

 

 

066

 

 車体の色が、海側と山側で違う不思議なツートンカラーの2両編成で(時期によっては3両編成になるときもあるとか)、テーマは竜宮伝説。海に面したほうは、カウンター式になっていて、海のほうをずっと見ていられます。車内には、本棚があったり、サービスカウンターには、メッセージを書いたりするところがあったり、記念に押すスタンプがあったり。キッズチェアなどもありました。

 鹿児島中央駅~指宿駅の間の約50分の旅で、途中に停まるのは喜入だけです。全席指定で、しかもいろいろな席のタイプがありますので、早めに予約されるほうがよいかもしれません。

 

072

 

 車内販売では、コーヒーや”たまてばこ”?に入ったお菓子、オリジナルスィーツなど記念品なども販売されていました。 お手洗いも、車いす対応の広いものですし、お子様連れでだと特に楽しめるかもしれません。ブラインド?も和のテイストですし、照明ほかにも細かいしかけがいろいろとありますので、ああ、こんなところにも♪といろいろと発見を楽しめるかもしれません。

 ただ、新幹線や、ソニックなどと比べますと、ぴょんぴょん感?があります。

 最後に、駅についたときに、たまて箱を開けた時にみせかけたように、ドアの上部から、蒸気がでるのですが(降りる前に車内で案内があります)、これをはっきりいって…うーん…うーん…と思ったのは、たまて箱を開けて年をとった感覚を味わいたくなかったからかもしれません。

 

 

075

 日頃は”速い”ばかりを追ってしまうのですが、時には”工夫”で蘇った(もし何も装飾をほどこされていなくて、普通のシートだったら、この車両はきっと、普通のふつう…の列車だという気がしました。鉄道のこと、ちっとも詳しくないので知らないのですが…)おもしろい列車に乗ってみるのも、また旅の楽しみかも☆…です。

 

 海側のカウンターシートを予約できたときには、駅弁をめしあがりながらの旅もよいかも…と思いました。

 また、車内でのアナウンスにありましたが、途中で見える”知林ヶ島”というところは、とても素敵なところのようで、そんなところにもいつか行ってみたいと思いました。

 

 … それにしても、うっかり、”たまて箱”を開けてしまいました。なんだか急に…。

|

【旅】たまて箱の旅(1)

 日帰りで、乗り物にいっぱい乗るちょっと楽しい旅をしてきました♪

 2日前に思いつき、前日に予約できる部分だけ予約し、詳細は当日に急に決めた(いきあたりばったり…とも言う…)にしては、なかなか充実?…と思えましたので、もしこの地方を旅されるかたのご参考になればとご紹介します。

 九州新幹線+特急”いぶすき玉手箱”+ちょっぴり鹿児島の旅…です。(時刻は2012年春のダイヤ改正前…なので、改正以降に旅されるかたは時刻が変わっていると思いますのでご確認を…)

 

 (1)鹿児島中央駅に11:27に到着するさくら543号に、乗車

 (2)鹿児島中央駅で昼食(大急ぎ)

 (3)鹿児島中央駅からローカル列車で、指宿方面へ。(12:00発)

      …本当はここで”指宿のたまて箱”3号に乗りたかったのですが、満席で予約できずで、ローカル列車にしました。指宿到着予定13:16で、予約できた帰路の”指宿のたまて箱6号”(指宿発15:06) まで、何をしてすごそうかなぁ…と考えました。 砂風呂(砂をかけてもらってあたたまる温泉)に行くには、ちょっとあわただしいし、タクシーで大隅半島最南端の長崎鼻に行く”すみっこ探訪”にしようかなと思っていたのですが、結局、このローカル線で、JR最南の駅、西大山駅まで乗ってみることにしました。

 

 (4)西大山駅

  無人駅で、とてものどかです。鉄道ファンのかたがたが、何人も下車されて写真をたくさんとっておいででした。駅前?にある商店で、証明書をもらったり(100円で発売のものが売り切れということだったのですが”昔のものでよいのならば…と特別にわけてくださいました。感謝感謝…人情を感じました。その1)、はがきと切手を買って書いて、そこにある黄色いポストから投かん。そのいろいろと記念に写真をとっているうちに時間はあっというまに、でものどかに過ぎました。 40分ほど、菜の花と開聞岳の光景を楽しみ、それからやってきた電車で、また指宿に戻りました。

026

 (5)指宿駅

 30分ほどの時間では、特にどこにも行けませんでしたが、駅前に菜の花の花壇があり、また足湯もありまして、のどかな春を楽しめました。”昔ながらの温泉の商店街”的なところをぶらぶらして駅に戻りました。なお、西大山駅の入場券は、指宿で買えます。(西大山駅無人のため)

 (6)指宿のたまて箱6号 (指宿発15:06 鹿児島中央駅着16:00)

  2両編成の、ちょっとユニークな列車でした!(これについては別記)

 (7)鹿児島中央駅着 (16:00) 。 楽しい屋根の周遊バスに。

  市内をめぐる観光用のバス(シティビュー) 16:10発で、水族館前下車。この周遊バスは乗車一回あたり180円で、一日パスなどもあり、とても便利でお得そうです。

 

103

 

 (8)フェリーで桜島へ

  16:30発のフェリーにぎりぎりでまにあったので、桜島へ。(フェリーはたくさん便がありますが、この日は、時間の制約が大きかったので、とにかくまにあってラッキー♪) 桜島では、40分程度、溶岩遊歩道などを歩いて、またフェリー発着場へ。ぎりぎり閉まる前のビジターセンターに少し寄れました。ビジターセンターは、17:00閉館で、入場は16:30までということなのですが、遠くから来た旅人に優しかった館のかたに感謝感謝です。…人情を感じました。(その2)

 (9)タクシー

 鹿児島側のフェリーの発着場着が17:55。時間が厳しかったので、そこからはタクシーで鹿児島中央駅に戻りました。でも、タクシーの運転手さんが、とても親切に、桜島の降灰と市民生活の関係のことを話してくださって、とても興味深く充実の時間でした。

 (10)鹿児島中央駅で、”ご当地弁当”を購入。

 鹿児島中央駅発18:37 のさくら424号の車中で楽しみました♪

 博多駅着20:15分。 そこで乗り換えて地元にもどりました。

 

 …約11時間で、新幹線”さくら””こだま”ローカル線、特急”たまて箱”、観光周遊バス、フェリー、タクシーえとせとら…と、いろんな乗り物に乗ってすごした一日でした。”さくら”の車内で、さくらの香りのするお菓子を、鹿児島中央駅で地元のおさかなのお寿司(回転寿司ながら…)、たまて箱の車中で、そのあたりの特産のそらまめで作られたお菓子を、そして帰りの車中で黒豚、さつまあげほかの味覚のお弁当を…と味覚を楽しみ、満開の菜の花に癒された一日でした。 人生の中で、こんな一日があるということ。 しみじみと嬉しかったです。

090

 この一日は、遠くから友人が来たので、一緒に日帰りでまわれるところはどこかなと思い、考えたプランでしたが、まさに”朋有り、遠方より来る。亦楽しからずや…。”…でした。遠くから来た友は帰りの新幹線では、お弁当を食べたあとは疲れ切って寝てしまっていました。 ハードなスケジュールで疲れさせてごめんなさい。でも、来てくれてありがとう♪>朋

|

【映画】ウォール・ストリート

 

 ずっと前から気になっていた作品をようやくレンタルDVDで鑑賞しました。

 「ウォール・ストリート」… 80年代に話題になった「ウォール街」の”その後”の映画です。カリスマ投資家、ゴードン・ゲッコーがインサイダー取引で逮捕され、長きにわたる裁判のあと約8年の刑務所生活を終えたシーンから映画は始まります。 今回も、”若手”金融マンが登場し、今回の主人公は、そのゲッコーの娘と交際中。ゲッコーの娘は、父親を拒絶していて、その間をとりもちながら、物語はサブプライムローン問題で揺らぐ銀行などを舞台に進みます。

 

 見たときの最初の印象は、前作ほどのどきどきや新鮮な感覚がなく、やはり”続編”は弱いのかな…と思ったり、主人公が使う切り札?が好きでなかったりしたので、ネガティブな感想をもったのですが、だんだんとそのよどんだ感覚、疲弊、そしてその先に何があるかの表現の違いこそが、まさに”時代の差異”とそれからの教訓であるとおもいはじめて、よく作られた映画だと、それから感心するようになりました。

 

 「街」のほうの、ギラギラとせめぎあうような世界から二十余年。「ストリート」は、バブル崩壊やその後の世界経済の大波の経験値をつみ、そのうえで、一度、”落ちる”ことを経験したものが、その経験からどのように変わり、どのようにその”経験”の次を行くか、あるいはいかないか… をよく描いていると思いました。

 

 底流に人の本質の差異があることが十分に描かれています。そして、今回の映画では、なんともいえない虚無感、失望、悲しみ、怒りなどが重いおもしとしてありました。そしてその後に”次”にどう進むのか。そのために何が必要なのか、何を心に抱きなおせるのか…。そのあたりが心にしみました。 

 

 失敗とか挫折とか落ち込みとか… そんなことは誰にでも起こりうることだと思いますが、”落ちたあと”の復活の有無、その状況などを考えさせられました。

 

 要は、「V」字型(急回復)、「U」字型(ゆるやかにでも回復)、「L」字型(落ち込んだままそのまま維持、) などがあると。「I」型 (おちこんだままそのまま)もありますが…。

 どの字型になっていくか… 自分はどうだったか、どんな場合ならばどれになるか… それはまた何故そうなるのか。いろいろなことを考えているところです。

 

 お名前をチェックせずですが、ゲッコーの娘を演じたかたの雰囲気が好きでした。 

 

 もう一度見たいのだけれど、とりあえずレンタルショップに返却せねばなりません…。またいつかじっくりみたいと思います。

 この感想を書きながら、キーボードのアルファベットの形を眺めていますと、おもしろいです。アルファベットから、いろいろとストーリーができそうです。

|

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »