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欧の細道? <椿姫鑑賞>

 しばらくご無沙汰でした。所用ででかけておりました。今回のメインの滞在先は、ドイツで、ドレスデンに滞在し、そこから、フライベルグ、ライプチヒなどを訪れました。

 ドイツには、以前、ある視察旅行で、フランクフルト~ハイデルベルグ~フライブルグ(今回訪れた”フライベルグ”とは別の街)で訪れたことがあるのですが、個人でうろうろ…というのは今回が初めてで、団体で行くのとは違う緊張感と自由さの中で、感じることが多い、またさまざまな幸運にめぐまれた時間でした。

 

 まだ戻ったばかりで、情報の整理もできていないので、どれくらいこちらに何を書けるかわからないのですが、ドイツの前に寄ったスウェーデンで見た、オペラ”椿姫”のことだけ少し。

 

 今回は、想定外に、自分の時間がいっぱいできてしまったので、これまで経験することがなかったことを…と思い、オペラのチケットを探してみました。すると、ちょうど王立オペラ劇場(ストックホルム)で、「椿姫」がある…ことを知り、先日、こちらで、悪女の本のお話で書いたばかりの、昔からなじみのある話であるだけに、言葉がわからなくても楽しめるかもと思い、でかけました。

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 チケットは、インターネットで購入できるのですが、私が思い立ったときにはもうほとんど残席はなく、3階席でした。が、それぞれの席からどう見えるかまでちゃんとネットで確認でき、とりあえずちゃんと見える席がとれたのはなによりでした。

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(開場してまなしに、ストロボなしで撮ったものです。)

 有名な”椿姫”を現代風に書き直した作品ということで、なるほど…でありましたが違和感なく、楽しめました。むしろ、現代の手法を使うと、こんなふうに舞台を表現できるのかと、感じ入りました。言葉はイタリア語。字幕はスウェーデン語。ともにさっぱりわからないのですが、それでもよく知ったストーリーなので、想像はできます。

 

 特に後半は、おもいのほか惹きこまれ、終演後は、会場からかなりの拍手が、しかも長く続いていましたので、”よくわからないなりに、きっとよいできだったのだろう”と他力で判断した次第です。

 この”現代版椿姫”… この日が初演ということで、劇場もいっぱいでした。前日のあるパーティであった二組のご夫婦が、ともに、”明日は椿姫に行く”と言われいて、”あら、私もです”と申し上げたような感じでしたので、きっと地元でも評判?だったのかもしれません。

 

 かなり現代的な演出?もあり、オペラは、こんなふうに時代とともに変えていけるのだ…ということをおもしろく見ることもできました。寒く暗い北欧の冬。きっと、こんなさまざまな鑑賞の時間が人々の心の中のうるおいになっていくのでしょう。チケット価格も、とてもお手頃でした。

 

 また、今回の旅では、あいかわらず、何度も道に迷いました。でも、”ここはどこ?”状態になりながらも、あちこち歩いている中で、いろいろと自分の人生のこと、生き方のことを考えました。なんとなく、人生を旅にたとえた芭蕉ら、先人の心がわかる気持ちになりました。

 一人旅と同様に、人生も基本は一人。道に迷ったら、自分でてさぐりで地図を見ながら歩くか、誰かにきくか、それでもわからなくても結局は自分でなんとかするしかなくて。その”ひとり感”が凝集されるのが、見知らぬところへの旅なのかもと思いました。

 でも、その一方で、旅の中で、何か感じたこと、思ったことを伝えたい!と思える人がいて、それができることを幸せと感じました。芭蕉が句を書いたのもそれだから?…と自分と同じレベルにしてはいけないのですが。

 

 それにしても、今月の携帯パケットの請求は大変そう。ホテルからのインターネットアクセス代の高さにあきれたり(ドイツ)しましたが、友人にメールを送りながら、誰かとつながることの幸せも感じました。

 …しかし、携帯電話のカメラ機能が壊れてしまったようで、途中から、いわゆる写メが送れなくなりました。買い替えないといけないのかな…。とほほです。

 

 とにもかくにも、日々、いっぱい歩きました。

 

 

 

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