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2011年9月

○○にひかれて東京めぐり!?

 東京にでかけておりました。

 最初はほぼプライベートででかけようと思っていたのですが、”え?なになに。東京に行くの? それだったら…”と、ついでに、ついでに… で仕事関係のかたからの紹介が続き、結局、当初の予定からどんどん内容が変わって、想定外の2泊3日になりました。

 結局、今回のメインイベントは、仕事の関係で知り合った外国人Mさんが東京滞在中で、Mさんが、知り合いの日本人の同業者さんたちを紹介してくださるということ。地方モンで、すぐ道に迷う日本人ぴょんを、結局Mさんが、案内をしてくださるかたちとなりました。以前、京都でも、外国の人に案内されて、変な感じでしたが、今回はさらに完全に私がガイドされる側となり、”ここは日本なのに…”と、なんだかとても変な感覚でした。

 Mさんは、来日経験10回程度で、何か月か日本に滞在された経験もありとのとのこと。

  今回のメインの訪問先は、渋谷からほど近いところだったのですが、そこからさらに千葉まででかけたりもすることになり、どうやって次のアポまでに行って戻ってくるか… ということでかなり綱渡りのスケジュールで、おろおろしてしまいました。

 私は路線図などとくびっぴきで、知人にもお知恵を借りて調べていきましたのに、結局は、Mさんが全部調べてこられていて、”ほらこっち””次はこの路線”…という具合で、いったいどっちが日本人なんだか…というありさまでした。

 

 少しだけ、空いた時間ができたので、”どこか東京をご案内しますよ♪”…と、私からお声はおかけしたものの、結局案内されたのは私のほうでしたが、あちこちで写真を撮られるMさんの後ろから、同じ目線で見ていますと、なんとなく、日本人と外人Mさんの視点の違いが見えておもしろかったです。

 はっとしたのは、”どこか東京をご案内しますよ♪”…とおたずねしたときに、一番に言われたのが、”行くならば、緑が多いところがいい。上野とか明治神宮とか…”と。

 

なんとなく浅草?のような日本文化紹介的なところを考えていただけに、意外な気がしましたが、一緒にそういうグリーンスポットを歩いてみて、田舎モンぴょんにとっても、人ごみもなく、ほっとできて、東京という都市の人口密度の偏在に気が付かされました。

 それで、でかけました明治神宮前では、とてもファッショナブルな御嬢さんたちがいて、外人さんがたくさんカメラを向けておいででした。

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 今回、ずっとMさんがどんなところをカメラに撮ろうとしているのかを後ろから見ていますと、日本人の目線とはやはり少し違っていて、そういうところはおもしろかったです。

 

 食事は、仕事関係のかたが招待してくださったとき以外は、Mさんが自分の行きつけ?のお店を選択。お寿司屋に。

 びっくりするような価格ではなくて、本当に庶民的なお寿司屋さんでしたが、行列が長くて、お値段の割に、おいしいお店でした。 ふーみゅ。

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 渋谷や原宿の人の多さに茫然となっている日本人ぴょんを、ガイジンMさんが、ほとんど”ほらこっちこっち”と、手をひかんばかりにして、どんどん先を歩かれ、途中からは、あまりに動きが遅い日本人ぴょんを見るに見かねて、荷物を持ってくださって、さらにどんどん先を行き…。

 コンパスの違いでしょうか。先をどんどん歩くMさんのあとを、私は後ろから小走りにおいかける状態で、最後は息がきれて、”お願いですから、ゆっくり歩いてください! 私は東京にマラソンにきたわけではないのです!”と申し上げたほどでした。

 結局、牛にひかれて善光寺参り… ならぬ、異人さんにひかれて東京めぐり?でしたが、違う視点での違う時間を味わえて、貴重な体験になりました。

 ひとつだけ残念だったことは、自分の眼線で写真がほとんどとれなかったこと。渋谷の駅をはじめ、いろいろなところで、一人で歩いていたならば立ち止まってとりたかったシーンがいっぱいありました。

 私ひとりでぶらぶら… というわずかな時間には、Mさんにひかれて小走りした、今回のメイン訪問先でもある人口密度が少ないところに、リベンジ?ででかけて、味のある建物をながめ、いちょうに秋を感じて過ごしました。

 

 

 東京に来たガイジンサンの映画で、忘れられない映画があります。”ロストイントランスレーション”という作品です。

 

 … Mさんに、”ロストイントランスレーション”はご覧になられましたか? とおたずねすると、ご覧になられたとのこと。

 

 あの映画の中のビル・マーレーさんのように感じられましたか?とうかがうと、”りとるびっとしみらー。ばっと…”とのこと。 

 私は私なりに、東京で自分を異邦人と感じました。そんなものなのかもしれません…。

 

 

 <追記>

ところで、某所でのコメントで、外国人男性と日本人女性が一緒に歩いていると、カップルと思われることが多い…とありました。 うーん。もしそういうふうに見られるものだとしましたら、相手のかたに非常に申し訳ないです。 先日の美容院で、日本人男性と日本人女性が一緒にランチをしていても、そう見られるといわれました。 …そうだとしますと、相手のかたにご迷惑をかけては申し訳ないので、男性のかたをランチミーティングにお誘いするのは、ご遠慮しないといけないのかも。 ちょっと考えさせられております。

<追記2>

 …上記を書いてまだインクもかわかない(?)うちに、あるかたにランチミーティングをお願いしました。ご多用なかたとおめにかかるとき、”どうせお昼は食べるのですから、その時間に”と言われることが多くて、確かに一番無駄がない?…と思うのですが。

 一連のことをいきなり意識しはじめると、なんだかちょっと自分で自分を変にしばってしまいそうです。 知人にこんな気持ちを話すと、”実際のぴょんを見たら、誰といたって、”カップル♪”には見られない。…そんな、(カップルに見られるような)しっとりした麗しき女性の雰囲気には程遠いから、大丈夫!” と、変な太鼓判をポン!と押されました。

 

 東京は、存外に”個”で歩いている人が多かった…。と、なんだか今頃になって思います。”観光客”だけが”群”のように思えるほどに。

 ひとりで、すごい速度で歩く。 そんな街。 それが今回の印象でした。

 それから、東京の街が震災後の節電で暗い… ときいていましたのに、私から見ると十分にネオンサインはまぶしいほどで(渋谷の夜など)… 東京のかたにうかがうと”これでも暗くなっていますよ。以前に比べると”… だそうで。

 

 自分もまさに、”ひとり”… と感じながら戻った感覚は忘れられません。

(9.29 夕方追記)

 

 

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