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【読書】林住期

 以前から気になっていた本をやっと手にとりました。五木寛之氏箸の「林住期」です。

 ヒンドゥ教の人々は、人生を「学生期」(学ぶとき)、「家住期」(家庭を作り、働くとき)、そして、「林住期」「遊行期」の4つにわけて考えています。

 「林住期」というのは、今の平均寿命から計算すると、だいたい50歳くらいからの25年間だと著者は言います。それは、自己本来の人生に向き合うときであり、人生の黄金期ではないかと。年齢はあくまでも単なる目安にしかすぎず、要はそれぞれの人の人生の中でのステージだてでしょう。 

 

 … 映画”デンデラ”は、この林住期を持つことなく過ごした女性たちが、強制的に人生を終えさせられかけたあとに、この「林住期」を持つ映画だとも言えると思いました。

 

 書店横のケーキショップで、ケーキと紅茶とともにあっというまに読み終えてしまった本です。私はまだ、本当は「家住期」で、人生の責務を果たしていかないといけないのでしょうけれど、それと同時に少しだけ、もう自分の中では「林住期」に入りつつあるのだと、この本を読みながら感じました。

 この本には、林住期に、一人で家を出てみるとか、旅にでてみるとかをすすめていますが、私も、この前、ちょっとそれに似た気持ちで、一人旅にでかけました。自分にとっては贅沢な人参でしたが、それがないと走れない馬のようになった気持ちで。 

 貯金はダイエットし、あげくに肋骨を折って、帰ってきましたが、それでも、旅に出てよかった…と、一人で、地図を片手に”ミレニアム”の舞台をまわった時間や、湖岸のニュータウンのベンチで、ぼーっと過ごしたときのことを思い返しています。 一人で旅にでて、そんな時間を持つことに、なんとなく罪悪感?(そんな休暇をとることになれていない?)を感じていたのですが、なんとなくこの本を読んで、何故に自分がそんなことを欲したのかなどの、お墨付きと原因分析と言い訳をしてもらった気がしました。

 

 後半は少し、おまけ的な話になってしまっているようで、一冊の本としては少し残念?かもしれませんが、前半だけでも、自分に近い年代、自分に近い境遇のかたにはおすすめしたいと思いました。

 

 今、ほかに同時進行でいろいろな本を抱えてしまっています。

 

 ”MORSE”(モールス)…という、「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作、上下巻のうち、今は下巻に。今、読んでいる範囲では、この本よりも映画の雰囲気のほうが好きでしたが、背景でわからなかったところも知ることができて興味深いです。

 リメイクで映画化されているようなので、この映画は見にいってみたくなっています。

 

 それから、「インド 厄介な経済大国」 (エドワード・ルース)… これは少々必要に迫られて読んでいるのですが、なかなかおもしろい本だと、ページが進んでいます。

 

 さらに、まだあれこれある理由は、つい骨をかばってしまい、出かけるときに、重い本を持ったりしないようにしてしまうから…です。 うちにゆっくりいられる日に、重い本だけでもなんとかしてしまおうと思っています。

 

 今日は、こわれたトランクが、無事修理されて戻ってきました♪… ちゃんと直るものなのですね…と感動。 思ったよりもずっと早く戻ってきましたし。きちんと手配してくださったJALのかた、直してくださった修理工場のかたに感謝です。

 

 あとは、これで、壊れた?骨だけもとにもどれば、旅のマイナス部分はなくなり、貴重な一人旅で味わうことができた時間だけが残ります。

 もう少し、まだまだ人生での義務は残るけれど、同時進行で、林住期を…とも先走ってしまいたくなったケーキショップでのひとときでした。

 

 それにしても… この季節に腹巻ならぬ胸巻は暑いです…とほ。信号が変わりかけでも走って飛び込めないし。

 診断が出る前は、あれだけ元気に?異国の街は歩いたのに…と苦笑中です。

 病は気から? 知らぬが仏?

 … 林住期は、体との付き合いも大事だそうで。 もうお転婆に生きることができた時期とも決別?しないといけないのかも…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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