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【映画】マイレージ・マイライフ

 ひこーきにいっぱいのって、マイレージをためる人のことをマイラーというそうです。

 出張や普通の旅でなく、ただ、マイルをためるために、ひこーきに乗ってまわる人もいるとか。私は、うーん…。マイルがつくとうれしいけれど(昨年末のフィンエアなど、安い料金だったせいか、One World マイルもついていなかったのはがっかり…)、ためようという気もなくて。でもたまると、それはそれでうれしいかも♪ … そんなところです。

 実は、昨年の札幌行き。使わなければその月の終わりで無効になるマイルがあり、それでは…ということででかけたわけですが、航空券はマイル利用でいらないものの、宿泊費だなんだで、けっこうな出費にはなりxました。しかもそのあと、月末に急に東京までのチケットがいることになり、ああ、こんなことがあるならばあのマイルをとっておけばよかった…とおバカなマイルの無駄遣いを悔いたものでした。

 というお話はともかくとして、ジョージ・クルーニーさん演じる男性は、あちこちを出張してまわるリストラ申し渡し人。一年のほとんどを旅で過ごし、マイルをためるのがただただ楽しみ。そんな彼が、出張先で出会う、やはり出張ばかりする女性と割り切った?つきあいをはじめます。一方で、ITを使って遠隔地からリストラをすれば出張の必要はないという、彼の生きがいを奪いかねないアイデアをだした若い女子社員を、出張に連れて行く羽目にもなる彼。

 ずっと独身。出張であちこちとんで、バックパックひとつにおさまるようなコンパクトな人生を。そしてマイルの蓄積を夢とする彼が、たどりついた心境は…。

 ネットの評で賛否がとてもわかれていたのが納得いく映画でした。

 要は、こんな世界、こんな人の存在を、有りとできるか、まさかの世界と思うかで、この映画の見方がかわってきてしまうのだと思います。

 私は、身近に何人か、マイラーや、マイラーでないにせよ、独身でこの主人公のように生きている人がいるので、思わずそんなかたがたのことを思い浮かべながら見ました。

 最近になって、出張ロードするタイプの人、旅を厭わない人がどんなかたであるのか…ぴぴっと点が線になるよう場面が続き、そんなかたとのコミュニケーションがぴぴっと心にきたからかもしれません。この映画、私にはとても心にしみました。

 女性マイラーさんのほうにはちょっとびっくりの展開でしたし、ラストが、途中で思い描いていたようなものでなかったことにもびっくりし、なんともひねりのきいた作品であることよ…と思わずにはいられませんでした。 ジョージ・クルーニーさんがとてもよく演じていたと思います。

 私的には、☆4つ半… という感じでしょうか。

 

 ブルーレイでレンタルしたのですが、未公開シーンだけでもドラマになる?ようなおまけがついいていましたので、ぜひ、そのあたりもお楽しみに・・・。それから、英語がちっともききとれない映画で、これがネイティブなのか…と、ちょっと茫然としました。ほかの映画はもう少し聞き取りやすい気がするのに…。

 

 思っていることの10分の1も感想が書けなくてもどかしいのですが、本当にひさびさにとった心の休日。この映画に出会えてよかったと思いました。 

 

 

 …最近、”類友”…という言葉をよく心に思い浮かべます。時に、え?っとなるような、#&$%‘*$&…と思うような、自分とは違うタイプの人とのことがあった時など、自分に似たタイプと感じる人の存在は貴重です。(実際はどうかわかりません。まったく同じ人なんているわけありませんし。でも、あ… もしかして同類?と思うような人からは、たとえ一瞬であっても、心にぴぴっとくるものがあり。

同じような心をもった者同士…時に傷をいやしあう、そんな甘えを持てる時間を、時に自分に許したくなる時があります。実際は、そんな時間、そんな気持ちすらも、幻想あるいは錯覚なのでしょうけれど。

 一人で空港を歩き、フライト掲示板を眺めるときの気持ちが、ふっと心に寄り添う映画でした。おかげで、自分を見つめられるよい休日になりました。

 

 

 

 

  

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