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ツアー商法、もしくは旅行者価格

 …先日の大連・旅順のお話を、少しずつまとめているのですが、なかなかうまく言葉にできなくて、軽い印象記?のようなものだけを先行して書いています。

 ここでは、まず、今回びっくりしたツアー商法?のことを書こうと思います。

 基本的には、ひとりでうろうろするのが好きで、ツアーを利用することはむしろ敬遠していましたので、今回はツアーということで新鮮な衝撃?をうけました。

 <ツアー価格> 

 宿泊先、時期、使う航空会社、観光つきかどうか、食事の有無は… というような諸条件でツアーの価格というのはもちろん変わるのですが、その理由に納得して参加したいと思い、今回も、参加を決めるまでの一日の間で、できるだけ旅行社をめぐり、パンフレットを集め、同様のツアーと比較してみました。

 大連・旅順 2泊3日で、ホテルは4つ星クラス。観光・全食事つき…とすると、まぁ、ツアーとしてリーズナブルな価格かもと思い納得したのですが、ひとつだけ格段に安いツアーがあり、その理由は…とみてみますと、

”観光中(または送迎中)には、最大限4か所のお土産もの店へご案内させていただくのが条件となっております。なお、これはお土産物店入店や土産物品を強制するものではありません。””旅程管理上、往復の送迎、観光を利用しないお客様のご予約は承りません”… という言葉が。 …

 ふみゅ。… ということでありました。

<お土産物やさん> 

 今回のツアーでは2件のお土産物屋さんに案内されました。どちらも日本語で…の世界でした。

 一日目はお茶屋さん。7,8人ずつ、小部屋に案内されました。細長い部屋のドアは閉められ(鍵はさすがにかけられませんでしたが)、そのドアの前に女性が二人たち、まるで、”買わないかぎりは部屋から出さない…”といわんばかりの威圧感です。

 そしてもうひとりの女性が(今回の旅の中では破格に笑顔いっぱい)、言葉巧みにお茶を入れながら、そのお茶の効用などを語り、すすめていきます。

 なかなかお茶の購入をしないと感じると、今度は梅干しやドライフルーツ、お土産用のお菓子がだされます。

 結局、8人中の3人がなにかしら購入されました…。買ってくださったメンバーの皆様に心の中で手をあわせました。

  二日目は絨毯やさんに連れていかれました。絨毯を織っているところを少し見せられ、違いの説明をされます。ほかの階には、お茶、工芸品その他いわゆる中国のおみやげもの… それに明らかにコピー商品とわかるようなブランドのような品…。

 ここに連れていかれたのはもう夕方遅く。翌日朝早くでるので、もうここで買い物をするしかない… そんな時間でした。でも、正直なところ、どれも高くて、日本の”中国グッズショップ”で見るもののほうがずっとお得(質も…)と感じました。

 買い物に興味がない人にとってはひたすら無駄な時間です。みんなが乗るまでバスはでませんし…。

 日中は観光地などをまわり、買い物といえば、集合時間までのわずかの時間なので、”うそみたいに高い…”と思っても値切る時間もありません。(というか、たとえばひとつを120元というように書いていて、ふたうで200元は一声でいきます。もともと30元くらいでも高いかも…と思うようなものを、時間がなくて泣く泣く購入する観光客となりはてる悲しさよ…)

 …個人で買い物に行く時間をなくして、限られたお店に誘導し、買わせる…

 そのバックマージンで格安は成り立つのですね。

 こんな店での時間がつくづくもったいないと思いました。

 時間と自由がお金に換算できる… のを実感できるのがツアーだと思いました。

 

 …が、しかし。日本人的感覚で職場の人に”箱入りのお菓子などでお土産”をと考えると、結果的に今回の旅行では、最初のお茶屋さんのお菓子が一番リーズナブル?かもと思いました。ひと箱59元?お菓子を五個買うとひとつおまけ。それでも高い…とそのときは思いましたが、結果的にほかにそういう価格のお土産ものに出会えずで、最後の空港でも、100元以上があたりまえ…でした。

<バス中ショッピング?>

 そのほか、ツアーのガイドさんのバス中商法もすごいと思いました。

 まず、”印鑑”… 印鑑材は”会社からプレゼント”だそうで、名前を彫るのは、一日目に頼めば二日目の夜にはできています。 日本円で1000円… といわれました。元より円…。

  …印材だけもらってもどうしろというのかと考えて、結局名前をほってもらいました。自分のではなくて、外国の人へのおみやげにしようと、その人の名前に近い音の漢字でほってもらいました。

 写真…。二日目にある観光地の前で全員で記念撮影。観光地の写真入り台紙つきでこちらは80元。

  …今回ご一緒のみなさんとは、これから先もおめにかかることも多いかと思い、楽しい時間を過ごさせていただいたので、記念に購入しましたが、普通のツアーでしたらまず買っていません…。

 最後はチョコレートです。日本製のチョコでコーティングしたというリンゴチョコ。日中友好のものだそうです。20個入りでひとつ100元。5つ買うとひとつおまけだそうです。

  …試供品をおいしくいただきました。

  加えて、足裏マッサージなどの案内がありました。 お店に行ってもホテルの部屋にきてもらっても料金は一緒で、来店希望者がある程度いるようだったら、観光で使っているバスでそのまま送迎…と言われました。300元程度だったかと…価格うろ覚え…思います。

  …施術してもらうとそのあいだに眠ってしまいそうで、部屋でお願いするのはなんとなく抵抗があって、結局、これもパスしました。

  …あまり、ガイドさんの役にたたない不良客…かも。

 ただ、バスの中で、ガイドさんが1万円を元に交換してくれたレートは空港で交換したものよりもずっとよかったです。あまった元も同様に交換なので、これは観光客には便利ですね。 

<参考> 

  ちなみに、観光地のTシャツは一枚100元から120元。お茶は銘柄にもよりますが、あまり大きくない箱で100元~。(一元は12~3円)

  ホテルの部屋に置いてあったエビアンは18元。ホテルの近くのコンビニでみかけた清涼飲料は3~4元。  コンビニでザーサイのコブクロを買いましたが、3つで5元弱。

  以上、論評ひかえめで。ツアー(特に格安の場合]のお土産物店誘導は、中国に限ったことでなく、国内外で多くのところで、多くの場合で、されていることだとはときどきそんな記事を目にしますが、日ごろツアー利用しないものには、驚きでしたので(ほかの場所で買う時間がないスケジュールほか)書かせていただきました。

 

  

  …ときどき中国出張などのおみやげをいただくのですが、もっと心していただかねば…

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