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【映画】シャーロック・ホームズ

 一言で書きますならば…「えっ…」。

 ロバート・ダウニー・ジュニアさんとジュード・ロウさんが、シャーロック・ホームズとワトソン博士を演じるという映画、「シャーロック・ホームズ」。

 子どものころ(小学生~中学生)、長編4、短編56を読むのはもちろん、親と旅したときにベーカー街221のBを探してうろうろした(結局、その時はなにも見つけられなくて。でもほど近い?ところのロウ人形館に、ホームズの像を見つけました。)くらい、大好きだったホームズもの…とあらば、見ないわけにはいきません♪… 

 …で、でかけたのですが、あれ???… あまりに自分の想像の中の、また、イギリス・グラナダTV版のシリーズ(ジェレミー・ブレッドさんがホームズを演じています)のものとのイメージの違いから、茫然としてしまい、結局、その違和感を最後までぬぐえずに、終わってしまいました。

 この映画を、いち早く見に行かれて“映画としておもしろかった”と薦めてくださった若い世代のかたは、そういう先入観がないので、純粋に映画として楽しめたようで、勝手な先行イメージで映画を素直に鑑賞できなかった自分は、損をしてしまったのかもしれません。

 でもね… でもね…。 帰宅して一番にしたことは、ホームズシリーズの最初の長編、“緋色の研究”を本棚から取り出して最初に二人が出会ったときの場面を中心にどんな外見に書かれていたかなどをチェックすることでした。うーん…うーん。 映画の中にブルドッグがでてくるのですが、そのブルドッグのことについてはこの本の中にも書いてあり、そういう点では…と思ったのですが、ホームズは身長6フィートほど。やせているので、実際よりも背が高く見える…というところからまず違うイメージでした。

 また、ホームズが愛した?女性、アイリーン・アドラーにしても、もっと賢く気品あるイメージを持っていたのですが…。モリアティ教授の扱いもとってつけた感がありました。また、ハドソン夫人に対する態度も、本を読んで抱いていたイメージとずいぶん違います。

 むしろ同じ、シャーロック・ホームズから、別のストーリーを作りだすタイプの映画では、“ヤング・シャーロック ピラミッドの謎”が良かった気がします。

 

 …と、基本的に映画の感想をあまりネガティブには書かない自分がこんなふうにあえて書くのは、本当に自分の中でもっていたイメージとの乖離性によるものが大きいです。多分、ストーリーとしてはおもしろいのでしょうし、シャーロック・ホームズにでてくる細かいところも活かされているところもあって、”ふふっ”とくるところもあります。先入観なく見に行けば、インディ・ジョーンズの魔宮、アメリカの科学捜査ドラマ(CSIなど)的要素、切り裂きジャックを題材にした映画に見られるようなロンドン、ダン・ブラウン原作の小説の映画化のようなストーリーなどをあわせて楽しめる?のかもしれません。

 …ということで、今回は感想をこのあたりで。去年は、初めて劇場作品をパスしてしまったアニメ・名探偵コナン君の劇場版… 今年はまた見に行こうかな…とふと思ったりしました。

 

 自分がなぜホームズシリーズが好きだったのか、その理由も、やっと今頃になってわかりました。そんな意味ではよかったのかも。

 

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