« 【映画】シャーロック・ホームズ | トップページ | 【読書】弁護側の証人 »

【映画】ワルキューレ

 誰もが結末がわかっている映画…というのをどう描くか…。ハッピーエンド以外にはありえない♪…という種類の映画ではなくて、作戦が失敗に終わるというようなことがわかっているストーリーをどう描くのか…。

 第二次世界大戦中のヒットラー暗殺計画を描いたトム・クルーズ氏主演の映画、「ワルキューレ」は、とてもそれをうまく描いている映画だと思いました。2時間の中に、計画段階から、実行、結末まで収めるその内容に無駄はなく、人物の紹介も直接くどくどとはせず、見ているうちにその人のポジション、立ち位置だけが見えてくる無駄のなさで、スリムアップされた美しい映画だと思いました。

 切れ味が抜群なだけに、見終えたあとに、妙にひくものもなく。なんとなく監督の美学がわかる気がしました。

 謎として残ったのは、一点。爆薬の強度のことでした。あれはなぜああいうふうになったのか…。そこが一回見ただけではどこか見落としてしまっているような気がして、確かめてみたいという気持ちと、この作戦自体のことを本で読んでみたいという気持ちがおこりました。

 ”ワルキューレ”…。とても高密度で無駄ない作品でした。

 

 それから、自分の中でのタイムリーさにびっくりしたのが、今ちょうど、読んでいる本に、ドイツ・ユンカース社製造のJu52なる飛行機が、今も現役で飛んでいて、機齢70年ということが書かれているのですが、ちょうどそれを読み、その写真を見た直後に、この映画を見て、”あ、このひこーきは…”と反応してしまいました。まだ読み終わっていない本ながら、こちらにタイトルを紹介させていただきます。この本をプレゼントしてくださったかたへ心からの感謝をこめまして。

 “世界おもしろヒコーキ旅” チャーリー古庄氏著 

 

 

 

 …この本のひこーきの旅。あれこれしてみたくなってしまいます。日本で一番短いフライトの路線…なんて魅力的です。

|

« 【映画】シャーロック・ホームズ | トップページ | 【読書】弁護側の証人 »