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【映画】イエスマン

 ”YES”は人生のパスワード。

 …どんなことにも、すぐ”No”といい、友人からの誘いも、ことごとく、屁理屈や言い訳をつけて断っていた後ろ向き男さんが、あるとき天啓?を受けるように、”そうだ、すべてにYESと言おう”…と方向転換して、人生を新たに歩みだす… とどうなるか?

 …という、ダニー・ウォレス氏著、寺西のぶ子氏訳の本を、ここ1週間以上、ずっと鞄の中に入れていました。とても最初はすっと入っていくことができて、なんだかまるでここ3か月の自分のようなNO マンの主人公と、その”Change”を興味深く読み始めたのですが、なぜか途中から、ページが進まなくなってしまいました。(あまりに荒唐無稽なYESが続くためのたぶん疲れかと…)

 40%くらいまで読んだところで、このままではこの本を何か月も持ち続け、結局、そのためにほかの本に手をつけられずになっていく膠着の予感?から、”そうだ、映画に行こう”…と、この本をもとにした映画にとうとうでかけてしまいました。本当は、読み終わってから行くつもりだったのですが。

 ”映画”のほうの“イエスマン”は、“ノー”さんが、“イエス”に変わっていく…という点だけは一緒ですが、天啓?を受けた方法も違いますし、いろいろと“イエス”を言っていく状況も違い、ずっとスムーズに楽しめました。

 原作では、主人公は、迷惑メールフォルダーに入っていきそうな変なメールにかたっぱしから、”YES”と返信していって巻き起こるまさかの騒動みたいなものが延々と続くのですが、映画では、主人公は銀行の融資係。いろいろな融資依頼に、それまでは、却下、却下、却下…だったものを、OKの連発にしていく…というようなYESなどで、もっとすっきりと進んでいくことができました。

 YESということで、めぐりあっていく女性との縁などもとても自然?でした。

 ちょっとびっくりのシーンなどもはさみ、2時間を楽しくすごせる映画で、”もっと早くいっておけばよかった…”と、思いました。一人でふらっとの気分転換にでも、またデート・ムービーとしてもおすすめです。

  ちなみに、今、私の周囲では、“ハイマン”という言葉が流行中?です。映画の中の“イエスマン”とは少し違う意味で、女性から、”これをして”と言われると、“ハイ”と言ってすべてをしてあげてしまう男性のことです。お姫様と下僕の関係とも言われるのですが、“下僕でいい”“下僕がいい”そうで。(そのほうが摩擦が少なくて楽だから・・・だそうです)… ふみゅ。

 

 この冬は、ずっと体調不良と気力の低下、えとせとらから、私も、ずっとNoばかりを言ってきました。キャンセルできる用事は全部キャンセルし、ひごろは極力断らないことにしている知人からのランチやおしゃべりのお誘いなどにも、全部No…で、ああ、こんなにNOを言うのは人生の中ではじめてだ…と思うほどだったのですが、やっとここ2週間くらい、また、YESと言えるようになってきました。

 ”首は縦にふるためにあるのよ”…

 あるかたのそんなふうな言葉に、たまたま出会ったということもあって、原作本を読み始めたときには、まさにこれは今の自分にぴったりのようなお話だと思ったりしました。

 “イエス”“ノー”…その二つの言葉にどうやって向き合うのかは、映画を観終わったときにはすっきり整理がつき、 結局原作本は、最初の40%を読んだ先は、全部とばして、最後の10ページだけを読み、それで終わりにしました。

 YES、No… 私の中で、この春のキーワードになりそうです。

 

 

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