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【映画】マリア

 季節にあった映画ではないのですが、ずっと観たかった映画「マリア」をレンタルDVDで観ました。このマリアとは、もちろん聖母マリアのことです。

 受胎告知から、イエスの誕生にいたるまでを、穏やかでもあり、また悪徳王ヘロデの施政を使ってドラマチックにもして、描いています。キリストの受難を描いた“パッション”と同様のキリスト教映画ながら、こちらのほうが、多くの人に受け入れられやすい内容であると思います。クリスマスは何の日?… で、“ケーキを買って食べる日””ゲームをもらう日””サンタクロースが来る日”… では終わられませんよう、思想信条宗教の相違に関係なく、一度ご覧になられていることをおすすめいたします。

 なぜ、この映画を見てみたかったかというと、イエスの育ての父?であるヨセフについて語られることが、とても少ないからです。この映画の主人公はもちろん“マリア”ですが、一番、心にひびくキャラは、ヨセフです。昨年、サグラダ・ファミリアを訪れたときに、聖家族教会として、キリストとマリアとヨセフをまつり、特にヨセフについての想いがこめられた教会だときき、はっと…したものです。そういえば、ヨセフについて語られることはあまりになさすぎだと…。

 でも、ヨセフの立場を考えるとき、その苦悩と引き受けることの大きさはいかばかりかと思うと、本当にもっともっと語られてよいのではないかと思わずにいられませんでした。この映画では、そのあたりが、抑えた描写ながらとてもよく描かれていると思いました。

 内容については、一部聖書の記述とは違うと言われるところがありますが(三人の賢者の訪れるタイミングなど)、この映画で語られたいことの大勢を揺るがすようなものではないと思います。

 ぜひ、神の子を宿した妻を持つ夫としてのヨセフのことを思い、この映画をご覧になってほしいと思いました。タイトルは、私にとっては”ヨセフ”でもありました。

 (おまけ)ちなみに、ヨセフを演じた俳優さんはなんという人だろうと思いエンドロールをみていますと、その先のほうにはさらにロバの名前までも登場していてびっくりしました。

 

 …ところで、デパートの地下のお菓子売り場の夕方閉店前の時間帯には、いつもはみかけないほどのたくさんの男性の姿があって、売り場が大混雑していました。少しはにかまれたようなあたたかな表情をふっとおみかけすると、思わず、いつもにない行列体験(なぜにお菓子売り場のレジでこんなに待つの…と思うほどに)もまた幸せな時間になります。 業界に踊らされる?一日であろうとも、ハートによい日であればそれもまた♪…と思いました。あたたかな気持になった映画を見たあとというのは、またそんなふうにすべてを思えるのかもしれません。

(以上敬称略)

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