« 【映画】感染列島 | トップページ | 【読書】直江兼続 »

【読書】細菌と人類

 「細菌と人類~終わりなき攻防の歴史」ウィリー・ハンセン氏&ジャン・フレネ氏著を読みました。

 映画”感染列島”を見たあと、その足ででかけた次の場所のライブラリーで、ふっとこの本を見つけまして、衝動で借りてしまいました。

 ペスト、コレラ、腸チフス、細菌性赤痢、発疹チフス、淋病、脳脊髄膜炎、ジフテリア、百日咳、マルタ熱、結核、梅毒、破傷風、ポツリヌス症、炭疽病、ハンセン病…

 これらの病気の歴史と、その人類との戦いが書かれています。いっぱい医学者の名前がでてきて、とてもそのおひとりおひとりについては覚えていけないのだけれど、かくも壮絶な戦いがあってきたのだ…ということだけはわかります。それも、本当にコツコツと、常に自らが危険を引き受けながらのもので、情熱がなければとてもできないもので。

 何人もの学者さんが、これらの細菌との戦いに正面から向きあい、命をおとしていかれた… そして、それによって、後世の多くの人の命が守られてきたのだということが、淡々とした文章の中からでも伝わってきます。

 タルムード(ユダヤ教の知恵の書)をはじめとして、宗教や歴史、文化とのリンクも豊富で、人にとって病とはなにかを考えさせられもしました。

  映画”感染列島”で取り扱われていたのは、“ウィルス”で、この本で扱われているのは“細菌”。素人で、すっかり混同してしまっていましたが、この本に「インフルエンザ」「AIDS」などが扱われていないことで、あ、なるほどそうなのか…と感じたような私にも面白い本でした。きっと医療関係者のかたや、この筋に詳しいかたにはものたりない?かもと思うのですが、素人向き入門書にはよいかもと思います。

 ウィルス”と“細菌”の違いは、(「ウィルス」「細菌」→検索)で…。

 

|

« 【映画】感染列島 | トップページ | 【読書】直江兼続 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【読書】細菌と人類:

« 【映画】感染列島 | トップページ | 【読書】直江兼続 »