« 【旅】ハッピーフライトのために(2) | トップページ | 【映画】マンマ・ミーア »

【旅】あざなえる縄の如し

 旅のお話はきりがなく、ここに書くのはそろそろ終りにしようと思います。最後に落ち穂拾い?というか、ああ、失敗…というか、そんなお話をいくつか…。

<コードシェア便と荷物の重量超過>

 コードシェア便の場合、ラウンジの使用や荷物の超過許容については、運航する航空会社の規定によります。

 一般的に、子フライト鬼っ子コードシェアの立場は不利になるようです。今回の旅では、JAL運航のフライトであれば、通常の20キロに加えて、さらに20キロ超過まで大丈夫(JALカードメンバーで特典で…)という状況だったのですが、前にも書いたように、フライトはコードシェアで、運航はフィンランド航空。荷物の重量超過については、事前に電話でもたずね、HPで一応調べた結果、超過しても大丈夫だと思っていたのですが、ううう、だめでした。

 帰路のストックホルムの空港での計量で28キロのマイバッグは、超過料金として、約3万円…支払いました。この出費は、旅行中にカードをきった最高額です。…とほほ。

 どうしてこんなに重いのでしょうね・・・。鞄の中は本やパンフ、資料でいっぱいだったから…かも。日本に帰ってゆっくり読もうと思ってつい、とりあえず、入れてしまうのです。いただいたもの以外で、自分へのおみやげ?で本以外に買ったものは、本当にごくわずかですのに…。(たとえば、バルセロナ記念には、名物のトカゲちゃんを…)

 015

 

 カウンターの人に、”確かフィンランド航空の場合は、コードシェアでも大丈夫だときいていたのですが・・・”と、くいさがった?のですが、だめとのこと。

 「1キロ分だけはおまけして、7キロ超過にしてあげますし、この場で機内持ち込み手荷物のほうに少しでも移し替えて、重量を減らしてもいいですよ」…とは言われたのですが、機内持ち込み手荷物の鞄は、最後におみやげを買うために空間と重量をキープしておく必要がありましたし、もうそこでトランクをあける気力もなく、そのままで超過料金を払いました。

 おかしいなぁ…と思い、帰国後JALのホームページで調べてみますと、フィンランド航空のコードシェアの場合、”ヘルシンキ空港”で預け入れをしたときには、”+20キロ”特典が使えるのだととわかりました。つまり、ストックホルムのアーランダ空港で預け入れしたときには特典の効果がないのだと…。

 JALのHPを念入りにみると、そういうふうに理解できる内容のことが書いていましたが、私は、”フィンランド航空とのコードシェアは重量超過大丈夫”と、勘違いしてしまっていたのです。 今回の場合、ストックホルム~ヘルシンキ~中部のフライトについて、乗り継ぎ地のヘルシンキでは受け取らず、中部で受け取るようにしていたのですが、もしこのこと気がついていて、ヘルシンキで一度荷物を受け取って、再度預け入れなおせば、少なくとも、支払いは、ストックホルム~ヘルシンキ間の超過料金で済んだはずでした。

 あーあ。

 …でも、なんだか途中の空港で一度荷物をとるのもめんどうですし、雪でフライトが遅れていて接続の心配もあったので、今回はしかたなかったかも・・・とあきらめています。

 そういえば、以前、ストックホルム~パリ~成田と飛んだときには、ストックホルム~パリ間のエア・フランスの間だけ超過料金を支払い、パリ~成田間は、純正?のJAL便ということで支払わずに済んだことがありました。重量オーバーは同じくらいで、このときは8000円、超過金を払いました。その時は、えーっ、本当にこんな徴収をするの?と思ったのですが、今にして思うと、まだその時はラッキーだったのかと、今頃になってわかりました。

 ちなみに、重量超過は、家族で旅行されるときや、団体旅行のときは、みんなでまとめて計測できて、人数割りの平均値で判定してくれますので、少々重い荷物でもひっかかることはない?と思うのですが、個人のときには、少し長い旅になるとトランクの自重がすでに7キロくらい…なので、なかなか厳しいものがあります。ぜひぜひご用心くださいませ。

 <物損>

 今回は、いろいろなことを念入りに調べ、準備してでかけたつもりでした。天候と為替変動のことはしかたないにせよ、あとは…と。でも、きっと気持がどこか抜けていたのでしょう。トラベルというよりもトラブルというほど物損も多い旅でした。

 ロストバッゲージからはじまった今回の旅。

 2日目には、手袋を片方なくしてしまいました。寒い戸外とあたたかな室内。その出入りを繰り返し、そのたびに着脱しているうちに、気がつけば、左手のほうをなくしていました。

 片方だけでその日はしのぎ、トランクと合流できてからは、念のために入れていた予備の手袋を使えました。寒い国だけに、手袋なしの状況は考えたくなくて、予備を入れていて正解でした。

 それから、旅半ばでは、スウェーデンの雪道とモンセラットの山の砂利道で、ブーツのかかとが両方壊れてしまいました。

 さらに、最終日の朝、ふと気がつくと、コートになんと直径で10センチほどの穴があいてしまっていました。切り裂きジャックに切り裂かれた…というようなものではなくて、今にして思えば、どこかで熱源に触れてしまったのではないかと思うのですが。

 一番好きなコートでもあり、価格的にはちょうど今回の航空券ほど…。ああ、もしかして今回の旅って、物損でダブルコスト?… と、その穴からでてくるふわふわしたものを目にした時には、しばし呆然としてしまいました。

 …よく、”最小限の荷物にして、いざとなれば海外で買えばよい”といわれますが、実際には、それができない場所がいっぱいあると思います。

 大都市でも、たとえば今回のストックホルムの場合、デパートの開店時間は12時で、閉店時間もとても早いのです。バルセロナの日曜日はほとんどすべてのお店が閉店していました。コンビニも、日本ほどにあるわけでもなく、今回のスケジュールの中では、日用品を探すための買物時間を確保するのはとても困難でした。また、ショッピングセンターに行っても、北欧で下着売り場や靴売り場を見ると、そのサイズに驚きます…。本当に。

 それから、今回は、例のストックホルム市役所でのパーティのとき(ダンスの時?)に、大好きだったイヤリングを片方、おとしてしまいました。帰国後、テレビでノーベル賞授賞式の晩餐会のシーンがうつるたびに、ああ、あの床のどこかに私のイヤリングがまだあるかも???・・・と思ったものです。(同じ会場とはいえ、ノーベル賞の晩餐会までのタイムラグは約3週間。その場所にそのままあることなどありえませんが。) 心がそこに残りたがったのでしょうか。

154

 ちなみに、大穴のあいたコートは、ストックホルムの仕立て屋さんの手で修理されて、昨日、自宅に無事到着しました。とてもなんとかなるレベルの破損に思えなかったのですが、空港まで送ってくれた知人が、”スウェーデンはコート社会。こんなリフォームもよくあることだから、、置いて帰ったら、修理して送ってあげますよ”と言われて、まさかそこまで甘えるわけにも…と思いながらも、厚かましくお願いして帰ってしまいました。

 ロボタンかはたまたR2D2のように、すとんとしたタイプのコートだったのですが、”ヨーロッパ風に少しウエストをつめたデザインにします”…という事前の説明どおりにリフォームされて、なんとあの穴はどこに??…という、外からではまったくわからないようになっていて、信じられませんでした。

 こんなこともあるのですね・・・。

<食事>

 長くなってしまいましたが、最後に書いてしまいましょう。食事は旅の間の楽しみでもありますが、これはやはり連れがいるときのほうが楽ですね。一人のときは、ホテルの朝食はしっかりとって(北欧風の朝食は、朝からかなりのボリュームです。スモークサーモンなどもいっぱい) 昼食は、最悪抜いてもよい覚悟ででかけました。

 今回、めざめたのは、パンのおいしさでした。日本と違うタイプのパンがいろいろで、それがとてもおいしくて♪ 機内の軽食(ヘルシンキ~ストックホルム間の1時間フライト中)、なチーズとレタスのサンドイッチもシンプルなおいしさで、きにいりました。(フィンランド航空の機内食はどれもおいしかったです。)

016

 

今回の旅の食事で一番最後に食べたのは、中部空港(セントレア)で買ってみた、ご当地名物サンドでした。 490

パンの間に、八丁味噌と海老フライがはさんである…というものだったのですが、うーん…味噌サンド。海老の味は、なんと控え目であったことか…。

 

 …ということで、旅のおはなしはこれで終わります。あと、機内で見た映画と、今回の旅にからめて読んだ本でおすすめのものだけは、また、それぞれに書きたいと思っています。いろいろなかたのおかげで、いつもと違う旅、過ごしてみたかった時間を持つことができてとても嬉しかったです。旅を助けてくださったかたがた、そして、ここまでボアなお話を読んでくださったかたにも、感謝、そして感謝です。

 禍福はあざなえる縄の如し。幸不幸は、結局のところ、心のもちかたひとつなのかも。…

|

« 【旅】ハッピーフライトのために(2) | トップページ | 【映画】マンマ・ミーア »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【旅】あざなえる縄の如し:

« 【旅】ハッピーフライトのために(2) | トップページ | 【映画】マンマ・ミーア »