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【旅】ロストバッゲージ

 映画のお話を書こうと予告したのですが、やっぱりちゃんと旅のお話から・・・と思いなおし、今回から、数回にわけて旅のお話を書きます。今回の旅は、勝手にとったリフレッシュ休暇でした。

 今年は春頃から、気持がどよよんとなってしまい、このままでは…と先が案じられて、ふっと思いついたのが、旅にでることでした。そうだ、お休みをとって旅をしよう… そう思うと心が少しずつ元気になりました。人生の中でそうそうこんなわがままがゆるされるわけでもないだろうと思い、自分の中では、ジョーカーを切った…つもりの旅でした。

 めったにきれないカードをきっての旅なので、個人旅行で海外にと考えました。わがままに一人になりたかったので。

 行先は、個人旅行でなんとか行けそうなところに限定。(アンデスやアフリカの高地などひとりで行けそうになくて…)その中で、ぴぴっと心にきたのが、かねてより行きたかったバルセロナで、サグラダファミリアをはじめとするガウディの建築物を見ることでした。

 ではいつに…?と考えていたとき、スウェーデンの知人から、”気分転換の旅だったらこちらにも寄ったら?”と声をかけてもらって、昨年、生涯に一度しかない…と思っていたシンデレラ体験?をもう一度できる機会をいただきました。このシンデレラ体験とは、ノーベル賞の記念晩餐会があるストックホルム市庁舎での、とってもフォーマルな晩餐会で、メニューは前年度のノーベル賞晩餐会の内容で…。(その詳細は、こちらに1年前に書いています。 http://ecoecomat.way-nifty.com/blog/2007/12/3_34f5.html ) 

 ということで、このパーティにあわせてでかけて、行先はこのストックホルムとバルセロナに限定しました。それ以外にもあちこちヨーロッパで見てみたいところがありましたが、とても自分ではまわれないと思いまして。欲張らずに…。

 行先決定を含めて、全行程が、”ここまでならば自分でもできそう””これはちょっと私では無理。不安すぎる。”…その問いかけを常にしながらでした。自分自身の今の限界を知り、でもその範囲では妥協しないようにと思い、航空券も宿泊予約も全部インターネットで行いまして、旅の情報も全部インターネットで集めました。

 …本当に、インターネットってありがたいと思いました。いろんなかたが無償で書いてくださっている情報にどれだけ助けられたか…。そう思うと、私も何かどなたかのお役にたてるかもしれないようなことを書いておきたくて、その視点で、今回の旅のお話を書こうと思います。第一回は、ロストバッゲージ、いわゆる空港で、預けたスーツケースがターンテーブルに出てこなかった経験…について書きます。(興味ないかたは、以下スルーされてください☆)

ロストバッゲージ

 …ずいぶん昔に親と旅行したときに経験したきりで、自分だけの旅行では幸いなことにこれまで経験したことがなかったロストバッゲージですが、今回はそれを経験してしまいました。関西空港からヘルシンキ経由でストックホルムまでの行きの行程で、ストックホルムで、トランクが出てこなかったのです。ターンテーブルが回り終わって、そこにないと呆然とした表情になったのは、私だけではなく、同じ便のかたでもほかに何人も外人の男性のかたがおられました。

 航空会社のHPに、ヘルシンキ空港で改修による混乱でロストバッゲージが起こりやすいとは読んでいたのですが、とはいえ、全部を機内に持ち込めるわけでもありません。まさか…と思ったことがまさかのタイミングでおきてしまいました。

 私自身にはロストバッゲージの体験がなかったものの、日本に来られるお客様が何度もそういう体験をされていたので、その時のお手伝いをしたことがあって方法は知っていましたし、万が一に備えて、もちろん一泊分の着替えなどは、手荷物に入れていました。でも、今回は、ついて二日後にパーティがあります。もしもそれまでに届かなければ、下着や普通の服ならばなんとか調達できても、ロングドレス他のものはいったいどうすればよいのかしら…と、その心配で頭がいっぱいになりました。

 でも、気をとりなおして、とにもかくにも”どげんかせんといかん”です。

 ストックホルムのアーランダ空港はそれなりの規模の空港ですが、このときに到着したターミナルは、メインのターミナル5ではなくて、ターミナル2というかなりこぶりのところで、大きなターミナルではすぐに見つけられるような荷物苦情コーナーがぱっとみただけではわかりませんでした。でも、”なんでも相談所”みたいなカウンターがあったので、そこに行って、身振り手振りでトランクがない…と伝えると、便名、トランクの色、形状、これからの滞在先、日程…などを訊ねられました。

 これまでに私が耳学問した範囲では、だいたいトランクは翌日か、翌々日には宿泊先などに届くはずなので、同じところに2連泊しているときであれば、その宿泊先を指定していればたいていなんとかなる…と思ったのですが、あいにく、今回は宿泊先についてちょっと小技をきかせすぎて、その晩と、その次の晩では別の宿泊先にしていたために、その宿泊先だけでなく、ストックホルムの知人の電話番号と自分の携帯電話番号を知らせました。

 特に、宿泊先が一泊ごとに移動する場合は、宿泊先を次々に荷物が追って、5日後にやっと”合流できた”という話もきいたことがありますので、現地の知人、旅行社など、固定連絡先?をもしお持ちであれば、そこもあわせて告げられておくことをおすすめします。(実際、日本に来られるお客さんについて、その”固定連絡先”役をいつもしてきたもので…)

 その場で、その知人に電話もかけて、かくかくしかじかでよろしく…とお願いしたら、そのなんでも相談所の担当者とその知人で直接話してくれて、わけのわからぬヤパンスカ(日本人)に連絡がとれない場合は、スウェーデン語のわかるこの知人に入れてくれるということになりました。、一応、”荷物なくしましたねー”というクレームを受け付けましたという紙をぺらっ…ともらい、機内持ち込みの手荷物だけで、なんとも軽やかに?空港をでることとなりました。夕方5時半ごろだったのですが、もう外は真っ暗でした。

 …不安に思いながらも、旅の疲れでその夜は爆睡。朝、知人から電話がかかるまで荷物のことは夢のかなたでした。どうやら私の携帯に連絡があったようなのですが、あまりに爆睡していて気がつかなかったようで、その知人に連絡があり、鞄はヘルシンキで見つかり、その夜のうちにほかの便でストックホルムまで届いたのだけれど、どこに届けるにももう夜遅いので翌日の10時から2時に届けるといわれたとのこと。

 私は宿泊先を移動してしまう時間帯ですし、その知人は仕事で家をあけるということで、結局、その知人のおとなりさん…に受け取ってもらうように頼んでくれたそうです。

 荷物は無事、おとなりのかたに受け取ってもらえて、その日の夕方、知人に伴われて、ありがたく、おとなりのおうちに受け取りに行きました。親切なかたでよかったです。また、どこも壊れていなくて、中のドレスなどももちろん間に合ってよかったです。

 なお、ロストバッゲージについては航空会社によって対応も違いますし、どこでどうなったかによっても変わってくると思いますが、今回の私のケースでは、

 不幸中の幸い?は、(1)ヘルシンキですぐに見つけてもらえたこと。(2)ヘルシンキ~ストックホルム間は、飛行時間1時間で、日本で言うと福岡~東京線のようにフライトが多いため、他の便ですぐに送ってもらえたこと。(3)知人と、その隣人の協力が得られたこと (4)空港の職員さんが、とにもかくにもきちんと対応してくれたことだと思いました。

 ロストバッゲージの場合、2種類あって、(1)紛失したまま手に戻ってこない場合。(2)紛失したものの、見つかって遅れながれでも届く場合 があります(私の場合は後者)。航空会社によって対応が違いますが、規約上保障してもらえるのは、(1)の場合であり、(2)の場合は、1泊分の緊急必要品の購入代金(領収書をとっておくこと)くらいの保障をしてもらえればよいほうで、それもない場合もあるときいていますが、とにもかくにも、”自分で”届け出て動かないと何もしてもらえないので、頑張るしかないですね…。

 通常の場合は、不幸にしてそれが起こったときには

 (1)空港のロストバッゲージ受付に届ける。

 (2)航空会社が見つけ、宿泊先に届けてもらう。(連泊なしの行程だと、あらかじめ何日分かの連絡先をつげておく)もしくは、自分で空港で受け取る。

 ということになると思います。

 このリスクを回避するには (1)機内に全部持ち込むしかなく(それが可能ならばよいのですが)、リスク軽減には、(2)経由地でこまめに荷物を受け取って預けなおす…ことがよいとされますが、これも乗継時間が短いときにはリスクになりますので、痛し痒しです。

 ロストバッゲージがよく起こるという評判の空港もいろいろとあるようです。ヘルシンキの空港は、乗継必要時間もすごく短くて(とてもコンパクトでよい空港です)、その乗継を”命”としている?ような空港なので、ロストバッゲージも以前はほとんどなかったそうですが、今年は、荷物管理の引受会社が変わったとかあれこれで、どうも混乱しているようですが、それでも対応はよい空港だときいています。

 ちなみに、帰路は、とっても重い(あらためて書くつもりですが、超過料金をいっぱい払いました…)スーツケースだったので、”いっそのこと日本到着時にロストになっていたら、家まで送ってもらえるかも?”とよからぬことを考えてしまいましたが、そんなときに限って?、ちゃーんと荷物は経由しても届くもので、帰りはよっこらしょ…で運びました。でも、なににせよ無事がやはり一番ですね。

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