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【旅】カタルーニャ音楽堂

<カタルーニャ音楽堂>

 モンタネール氏の作品で、非常に豪華絢爛な、世界文化遺産にも指定されているこの音楽堂の内部を見るには2つの方法があるそうです。

 ひとつは、ガイドツアーに参加すること。これは、10ユーロ。一回が50分で、英語、スペイン語、カタロニア語のツアーがあり、英語ツアーは、1時間に一回。コンサート中などは実施されず、また、日本の観光客はあまり行かないそうですが、欧米諸国のかたには非常に人気のスポットで、当日にそのチケットをとろうと思ってもとれないことが多いとか。1週間前から予約受付されます。)

 もうひとつは、この音楽堂で行われるコンサートのチケットを買って、それを聴くこと。

      ♪ ♪ ♪

 

 バルセロナで今回一番見たかったのは、サグラダ・ファミリアで、そこを興味の出発点として、ほかのアントニオ・ガウディ氏の建築に興味が向かいました。さらにそこから、同時代での建築家で、ガウディ氏とともにモデルニスモの巨匠といわれるドミニク・モンタネール氏の作品も比較して見ないと、やはり片手落ちなのではないか…という気がしまして、モンタネール氏の作品で世界文化遺産になっているサン・パウ病院やカタルーニャ音楽堂も見たいと思いました。

 サグラダファミリアからほど近い位置のサン・パウ病院は、病院でありながらとても華麗で、しかも外観ほか、外部から見学できるとあって、でかけてみたかったのですが、時間の都合でまわれませんでした。というか、病院に“観光”として見学に行く…というのにちょっと抵抗もありまして、モンタネール氏の作品として見るところ…として、やはりカタルーニャ音楽堂をはずせないポジションで考えておりました。

 バルセロナでは、一日、個人ガイドさん(*)をお願いしたのですが、事前にどこをまわりたいかの希望をメールでお伝えしたときに、サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、カサ・パトリョ、グエル公園…という4つのガウディの建築物と、このカタルーニャ音楽堂 すべてに入場して(特にサグラダ・ファミリアは塔にも登って…)見学したいと書きましたら、時間的に足りないので、最後にまわるカサ・パトリョかカサ・ミラが時間が不足するかも・・・と言われました。

 最初は、それでもしかたないと思い、カタルーニャ音楽堂の英語版ツアーのチケットを予約購入していただくようにお願いしていたのですが、ふみゅ?…と突然の思いつきで、インターネットでこの音楽堂のコンサートスケジュールを調べてみますと、ちょうどその日の夜に私の大好きな、バロック音楽のコンサートがあるではありませんか♪…

 これは何かのお導き♪。…夕方まではしっかりガウディを見てまわり、夜にここでコンサートを楽しめる♪… と、さっそくインターネットでそのチケットを予約しようとしたのですが、なぜか画面が真っ白になってしまい、ちっとも予約画面に行けません。それで、ガイドさんに観光ツアーのチケットではなく、コンサートのほうのチケットを取っていただけないかとメールしましたら、快く協力してくださいました。チケットは予算だけお伝えしておまかせでとっていただきました。

 そのおかげで、本当に素敵な時間を味わうことができました。

 演奏は、Orquesta Sinfonica Nacional de Kisiniev 指揮は Mihail Agafita氏。

 バイオリンのソロ奏者として、Ema Alexeeva氏。

 …Kishiniev なるのは、きっとどこかの地名で、そこの国立交響楽団によるものだろう…という想像程度の知識しかなかったのですが、演奏は本当に素晴らしく、特にビバルディの”四季”は、私がこれまで聴いたどの演奏(CD含む)よりも澄みわたっていると感じました。演奏のせいなのか、会場の音響効果がよいのかまでは、素人の私ではわかりませんでしたが、とにもかくにもとてもよかったです。

 (Kishinievはモルドバという国の首都だということが、帰国後インターネットで調べていて初めて少し知ることとなりました。また、バイオリン奏者はウクライナのかただということも帰国後にわかりました。そういう情報なくしても、音楽と建築物の雰囲気だけで十分に満足ではありましたが。)

 コンサートが始まる前は、この音楽堂で、軽い食事をとり、30分前の開場でホールに入ってからは、まさに豪華絢爛でやわらかな優しさのあるホールの建築に眼を奪われ続けました。演奏のあいまもその雰囲気を堪能し、そして、さらに心に響く音楽を聴くことができて、至福の時でした。

 この音楽堂では、クラシックだけでなく、JAZZのコンサートも数多く行われているようです。この音楽堂は本当に行く価値あるところだと思いましたし、昼間にガイドツアーでまわるのもよいかもとも思いますが、夜にこんな方法で、世界文化遺産を楽しんでみられてもよいのではないでしょうか?…とおすすめまでに。

 ちなみに、このときに手にしたチラシによりますと、12月5日には、モーツアルトのレクイエム、12月7日には、ヴェルディのアイーダがあるようです。ああ…聴きたい…です。

 ♪ ♪

*個人ガイドさん*

 バルセロナ市内めぐりは、実は一人で地下鉄を主に用いてうろうろしようと思っていたのですが、バルセロナに個人ででかけたことがある知人から、“治安の心配もあるし、ぜひ個人ガイドを頼むことを考えたほうがよい”とアドバイスをもらいました。正直なところコスト的にはそれなりにかかりますし、なんとなく”きっと…ひとりでできるもん♪”的な気持ちとのせめぎあいで抵抗感があったのですが、なんといっても安全第一…と考えて、一日だけ、お願いしました。希望にそって地下鉄、バス、(一区間だけタクシー)で移動してくださり、道に迷う心配もなく、混み合う時間に行くこともさけられて、結果的にとても有意義に一日をめぐることができました。

 

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