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【読書雑感】クライマーズハイ他

 ハリーポッターシリーズ大好き人間の友人から、“重い本を通勤時にも持ち歩いて”…ハリポタ最終巻を週末にはもう読み終えた…というメールをもらいました。

 昨日は別の知人から、「ハリポタの最終巻ではね・・・ あの人が死んで…」や、「●●●がね…」というように、そのストーリーが漏れ聞こえてまいりました。

 中途半端にきくと気になり、さりとて今、あの分厚い上下巻を買って読むパワーは不足し、映画になるまで待つにもあまりに先過ぎで、ううう…知りたいと。

 そこで、友人にSOS?のメールしますと、すぐに届いた返信が、”言ってもいいんですか?これから読むから絶対言うな、っていう友人もいるんですけど。教えて欲しい派?絶対教えるな派?”…

 …今回は”絶対教えて欲しい派”だと返信しました。

 ”ずる”かもしれませんが、読みたい本を全部読み、知りたいストーリーを全部知り、行きたいところには全部行き、語りあいたい人と思う存分語りあうには、人生は短すぎる…と思うようになりました。

 映画を見て、それから読みたくなった「クライマーズ・ハイ」は読了。映画と原作の関係が不思議なバランスでおもしろかったです。もちろんストーリーが大きく違うわけではないのですが、なんとなく小骨?の方向が微妙に違う気がして、大枠では同じ”JAL123便事故の報道にあたった記者の熱い夏”なのに、なぜかティストが違い、(思いっきり大きく違うわけでもないのに、この感覚はなぜ?)と不思議でした。

 ふと思い出したのが、この前、博物館の夏の特別展で見てきた”シーラカンス”の化石です。全長3.8メートルもあるというのに、背骨がない…という説明をきいてびっくりしました。本も映画も大枠の中にははいるので、双方あわせてあの大きなシーラカンスの中にあるみたいだと、わけもなく思ってしまったのです。(この感覚が意味不明のかたは、”いのちのたび博物館”にぜひ…)

 映画もよかったのですが原作のほうが、いろいろな点で納得がいきました。映画でよかった点は、あの切り立った岩を実際に見ることができてそこからイメージができたこと。原作でよかったのは、息子らの心情もよく描けていたこと。また、”大きい命と小さい命”といった命題が興味深かったこと(ただし、なぜあの投稿文が全文書かれていないのか。そこが不満でした>読後のひとりごと)、また”クライマーズ・ハイ”をより体感?できたことなどです。

 大事故で取り上げられる命と、小さな事故で、紙面の片隅で忘れ去られていく命。その命の違い… というのは、命に限らず、夏を迎えるたびに、他のことで感じます。高校生のスポーツの全国大会のことです。ずーっとテレビ中継される競技と、決勝戦がやっと放送される競技、また新聞の紙面にこっそり載るだけの競技。彼らの流した汗のどこにその違いがあるのだろうかと思うと、いつもその扱いの差が不思議でなりません。そんなことを考えてしまいました。

 映画では、この投稿の画面はなく、代わりに心に深く残り、記憶から消えることがなかったある遺書が紹介されています。(ちょっと変わった漢字の名前まで覚えていますから…)

 蝉が鳴く夏。大きい夏も小さい夏もなく、この夏もまた夏…なのかもしれませんが、人それぞれに、また夏…です。

 あー、なんだか意味不明なことを書いてしまいました。これもあまりににぎやかな蝉のせい…にさせてもらえたら…と思います。

 

ハリポタ、やっぱり気になってそのうち買ってしまいそうな予感がしています。…高いし重いし…なのですが…。

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