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【小説】ドラゴン桜

 倒産寸前の私立高校を救うために弁護士が考えた秘策は、「偏差値30台のこの高校から東大合格者を出し、進学校に変えていくこと。」

 なりゆき?で特進クラスに入ることになってしまった二人は、最初は小学校レベルの算数もあやふやだったのですが、特別講師たちの特訓もあって、みるみる実力をつけていき、そして東大に挑戦します。それぞれに違う家庭環境でそれぞれに悩みながら。また、彼らをとりまく教師たちの中にもさまざまな想いが交錯します。

 とても話題になったドラマだそうで、私もあるかたに薦められてテレビドラマ、コミック共に見ましたが、先日、別のかたから小説版を薦められて読んでみました。

 どの媒体もそれなりに、持ち味がいかされていてよかったですが、私は活字が一番なじみやすかった気がします。全5冊の小説もあっというまに読んでしまいました。結末やその後が、コミックやドラマとは違っていて、そこにもまたおもしろさがありました。

 人の心がなぜその方向に向かっていくのか? それを丁寧に書きこんであるのが小説だった気がします。

 この作品の感想を、いまさらあまり多くは語ろうとは思わないですが、ひとつだけ、今回感じたことは、目標をもつことの大切さでした。そのあたりを見失っている自分には痛いお話でした。

 …強く願い、それに向かって真摯に努力すれば、夢はかなうのでしょうか…。

 以前、あるかたからそういう言葉をきいたときには、とてもそれに同意できませんでした。どんなに強く願ってもかなわないことっていっぱいある… とずっと思っていたのですが、私は、真摯に努力する前に、”どうせだめだから”とあきらめていただけではないのか…、いや、やっぱり…?といろいろな想いが浮かんでは消えしました。

 目標を持つこと。それに向かって真摯に頑張ること。

 …この本は大学受験のメインに描いた本でしたが、いろいろな世代の、人生のいろいろな場面ではっとさせられる本ではないかと思いました。いろんなかたにお薦めしてみたくなる本でした。

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