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【映画】名探偵コナン戦慄の楽譜

 毎年恒例…といえば、私にとってはこの時期のコナン映画もそのひとつです。

 コナンくんのTV番組が始まったときから、ミステリー大好き人間には”ふふっ☆”が多かったことから、名探偵コナンシリーズに惹かれましたが、TV版や、コミックは、とても手がだせない(そこまでの時間があれば…といつも思います)。だから、せめて一年に一度の映画館作品だけは…と、見に行っています。

 今年は、クラシック音楽の世界を描いたもので、ある音楽アカデミーを舞台に、いろいろな演奏家が次々に殺されていく謎に、パイプオルガンやストラディバリウスなどが関わっていくストーリーでした。犯人は、最初からわかっている・・・といえばわかっている?気がしたのですが、動機や人物相関などは、じわじわっ…とわかっていきます。そこにいろいろな音楽的要素も加味されて、全編通して、すーっとながれるやわらかな曲のような作品にしあがっていました。

 最近続いたパイレーツのようなアドベンチャー系?ではなく、どちらかというと、しっとりとした大人の世界に近く、この作品のターゲットは、もう小学生ではなくなってきている・・・と感じました。

 映画中にバッハをはじめとしたバロック音楽や、それからアメージンググレースが美しく奏でられます。もちろん生演奏には及ばないものの、音響設備のよい映画館?でしたら、さながら、ステレオコンサートを聴いているかのように音楽が楽しめるのではないでしょうか。制作側もそれを意識してか、ほんの少しだけ…というような紹介のしかたはせず、たとえば、バッハの”トッカータとフーガ”など、まさにパイプオルガンの妙味と感じる曲をある程度じっくり聴かせてくれていました。

 途中で、音に関する”ほぉぉぉ…”的なところがあったりした以外は、ミステリーとしてはシンプルで、細部の甘さはいくつもありましたが、音楽が持つ力、人と人とをつなぐもののはなにか…というのをしみじみと感じました。

 よい音、よい音楽が伝える感動…を感じることができる映画でした。

 こんなふうな淡いお話のコナン映画は、実写の映画よりも、ちょっと疲れモードだった今の私にはぴったりで、ほわっとよい午後を過ごせました。

 会場は、親子連れがいっぱい…かとおもいきや、大人一人とか、カップルとか高校生くらいの男の子3人組とか、いろいろおられて、ふみゅふみゅと思いました。

 来年もまたコナン映画があるのだとか。楽しみにしたいと思います。

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