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【ドラマ】ヒーロー(その条件)

 何を今頃…と言われそうですが、連続テレビドラマ「ヒーロー」をやっと11話見終えましたので、その感想を。なんでも数年前、平均視聴率30%を超えた伝説のドラマだとか。以前、映画のほうをみて、その時からずっと、ドラマのほうをいつか見てみようと思っていた作品でした。

 主役の木村拓哉さんは検事役。青森から東京の支所に赴任してきましたが、スーツも着ないで、ラフな姿で働く型破り検事。ひとつひとつの事件の検証のために、現場に行ってみる”おでかけ”重視の彼は、実は中卒で司法試験を通ったという経歴の持ち主。通販をこよなく愛しています。 この支所には、同僚検事3名、ボス検事1名。それに事務官3名(途中で増えたり減ったり)…がいるのですが、このメンバーがいずれもとても個性的で、毎回様々なドラマにほぼ全員が絡んでいきます。

 …法廷モノの映画は、けっこう見ていたのですが、いつも弁護士サイド、あるいは陪審員側からしか裁判を見ていなくて、”検事”というと、ひたすら悪いところを探して責める怖い人?というイメージしかなかったのですが、このドラマで、その検事の印象が少し変わってきました。ドラマの途中で、検事が胸につけているバッジの意味がでてくるのですが、ひまわりと天秤でおなじみの弁護士バッジは知っていても、検事バッジの意味は知らず、とてもはっとさせられました。また、「被害者を守ってあげられるのは検事しかいない」という言葉にも。

 ドラマの魅力としては、まず、もちろん、キムタクさま☆をはじめとする、素敵なキャストの皆さまにほよよん♪といたしました。特に東京地検の次席を務める児玉清さんと、女性検事の”みすずさん”こと、大塚寧々さんがとても素敵でした。 また、セリフがとても軽妙で、特に男性検事と事務官のかけあい漫才?がみごとでした。一話ごとのストーリーも、しんみりくるお話が多く、通販の小道具も楽しかったです。

 でも、このドラマの一番の魅力を、私は、ひとりひとりの独立性だと感じました。ドラマの冒頭やエンディングに、主な登場人物がみんな並木道でずらっと並んでたたずんでいる、また歩き始めているシーンがでてくるのですが、それぞれの人が自分の歩む先をしっかりと見ています。

 こういうことって、日本の社会の中ではとても稀な気がしたので、そのことがとても心にしみました。きちんと組織の中では、互いをおもいやり尊重もしています。でも、自分の意思、自分の生き方はそれぞれにきちんと持っている。主張している。…

 これこそが、ヒーロー、あるいはヒロインになれる条件なのだと思いました。

 いつか、どこかに書いた記憶があるのですが、脚本化のジェームズ三木さんが、ドラマの主役の条件として、”トラブルを解決できる人”…だと言われていました。

 そうですよね…。トラブルなきドラマなんてありませんし、それを解決するのは主役ですから…。

 さだまさしさんの「主人公」という曲の歌詞で、誰もがみな自分の人生の中ではみな主人公…という部分がありましたが、それだけではなくて自分の人生から一歩でた社会の中でも主人公になれる人、そして、HEROになれる人はどんな人なのか・・・を、この映画の中と現実の世界との対比からいろいろと感じること大、でした。

 …こんな感想を知人に話したら、”あらら、デレデレとキムタクに見とれていただけじゃなかったのね~☆”と、言われました。

 ぷんぷん。…見とれていたのは、キムタクさんにだけではありませんよぉ☆… 児玉さん素敵♪ 大塚さん素敵♪ ん?

 

 ちなみに勢いでサントラを買ってしまいました。これもよかったです。

 「サントラ?」「あるよ…」

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