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【読書】社会科見学に行こう!

 「社会科見学に行こう!」 (小島健一編) アスペクト …という本を手にしました。mixiというソーシャルネットワークのコミュニティ「社会科見学に行こう」という場での社会科見学に参加されたかたのレポート(日記)を読んで、興味を持っていた世界です。

 この本に紹介されている大人の社会見学先というのは、地下の大規模工事現場だったり、ちょっとやそっとでは入れるとは思えないような研究施設であったり、遺構であったり。  

 惹きこまれるような写真とともに、そこの内容が紹介され、それだけでなく、いかにしてそういう社会科見学を実行するか(アポのとりかたから、当日のありかたまで)も詳しく書かれているほか、実際にこの本の社会科見学に携わられたコアなメンバーのかたがたの座談会が記載されていて、このお話の中身が、とてもうなづけるものばかりなのです。

 うん。うん。そのとおり…。と思わずにはいられない内容でした。

 私は、このミクシィのコミュには参加していないものの(なぜかミクシィ、相性が悪くて?すぐにIEがかたまったりいろいろで…)、実は大の社会科見学好き。昨年も、トンネルの工事現場をはじめ、年に一回しか公開されない国立博物館のバックヤードをはじめいくつかの社会科見学をしました。とある太陽光発電施設のところでは、「ここの見学者グループ第一号かも…」と言われたりも。また、あのノーベル賞授賞者の晩餐会会場での公式晩餐会や舞踏会経験(シンデレラ体験)も、私流社会科見学☆としか言いようのないことで。

 …ちなみに、これまで見学した中でここは…と思った社会科見学先は、海自の潜水艦の中とか、自衛隊の輸送機で離着陸時に横に傾きながら沖縄まで往復したこととか、原子力発電所の中の見学で白い服に着替えてガイガーカウンターを持っていったところとか。

 “大人の社会科見学”の妙味というのは、”大人”になっているからこその知的好奇心をベースにしての充足。それから”大人”に与えられた”節度の保持義務”を守ることによって得られる感覚。さらに、自分でそういう見学先を得ることができる喜び…などのような気がします。誰かがお膳立てしてくれたものにのっていくよりも自分が切り開いて…見学に行くほうがそのプロセスを含めて、まさに”大人の社会科見学”になるわけです。

 そんな見学ができるのも、自分がアクティブに動いて調べてコンタクトをとるか、人脈があってのこと。(たとえば、一般向けに見学コースがあるところでも、誰かのつてで行くと、より深く見せてもらえたり、質問をいっぱいできたりします)

 それだけに、レアなところに、よいコンタクトができて、実際に見学できることは本当に楽しいことです。

 この「社会科見学に行こう!」は、筆者グループの皆さんのそんな喜びに共振し、これからもまた自分も☆と、元気に思えた本でした。もうひとつ特筆すべきことは、この本の写真がすごくきれいだということです。単に写真としての…というだけでなく、撮ったかたの、わぁ☆という高揚感と喜びが伝わってくる写真でした。それだけに見ていて惹かれました。

 …大人の社会科見学では、撮影禁止ルールもいろいろなところであるわけです。実は私は昨年それで2度失敗しました。見学が終わったあとで、そっと”さっきとられた写真の中で、あそこの写真は公開しないでください”と言われたことが2度あるのです。一応、”写真を撮っていいですか?”とはいつも確認するのですが、つい夢中になって、その”次の場所”での確認を怠っていたからです。

 そのうちの一度は、あるプラントの写真なのですが、これが本当に美しくて…。近年自分が撮った写真の中でも一番きれい…と自分で思える写真でした。自分のファイルの中にだけでも保存しておこうかなぁと一瞬は思ったのですが、次の一瞬には、目をきゅっとつぶって、消去のボタンを押しました。ルールを守ってこそ”大人”ですよね…。

 社会科見学大好きなかたや、これからやってみようと思われるかたに、おすすめしたい一冊です。

 

 

 

 

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