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【映画】誘う女

 「テレビに出て有名になりたい。そのためならばなんだってするわ…」という野心あふれる女性スザーン。彼女は、お金持ちのイタリア人の息子と結婚し、自らはテレビ局に売り込み、お天気おねえさんになります。さらにそこを足場としてステップアップをめざす彼女は自分の企画番組に協力してくれた高校生3人にあることをにおわせて、実行にうつさせるです…。

 その野心あふれる魅惑的な女性をニコール・キッドマンさんが演じる映画、「誘う女」をDVDで観ました。ずっと以前より、あるかたから、「この映画のニコール・キッドマンの演技は素晴らしいからぜひみて」と言われていたのですが、「もう見た?」と言われ続けること2年で、ようやく鑑賞。

 なるほど、そのかたの言われる通りです。DVDの中にふつうにインタビューに応じているニコール・キッドマンさんも出てきていたのですが、その表情と比べると、映画全編のこの”TV出たがり女性”の表情は”演技”によって作られているものだとわかり、確かにすごいと思いました。

 「こういう表情の演技で世をわたっている人が確かにいる」…そんなふうに聞いていたのですが、これにもまた納得でした。作られた表情、演技だからこそ、“似ている”人があるのだなぁと思い、いろいろとそこから考えていくと、自分のまわりの大部分の時間を”素”の表情で過ごしている人と、大部分の時間を”演”で過ごしている人がいるなぁと思い至った次第です。これまでそんなふうに考えたことがなかっただけに、ちょっと新鮮な目から鱗な体験でした。

 映画の構成もおもしろく、またオチがなんともいえずで、ちょっと不思議な見ごたえを感じた作品でした。

 実はこの作品、なかなかレンタルショップで見つけられなくて、とうとう買ってしまったのですが、“誘う女”というのは、またすごいタイトルだと思いました。なんとなくDVDラックに入れにくくて…。せめて、”TO DIE FOR”の原題だとよかったのに…と正直なところ思いました。

 ”素”が一番…♪… いろいろと思う映画でした。

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