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【読書】チーム・バチスタの栄光

 このミステリーがすごい!大賞にも選ばれた「チーム・バチスタの栄光」(海堂尊著)宝島社文庫を読みました。ここ半年くらいは、ほとんど小説を楽しむゆとりがなかったので、こんなふうにミステリーを楽しんだのが久々…だからでしょうか。また、ずっと気になっていて読んでみたかったからでしょうか。2冊で1000円。数時間を楽しむには安すぎです。本当に楽しめました。

 大学医学部の付属病院で発生した連続術中死事件の謎を探る匿名を受けた万年講師の田口は、関係者に聞き取り調査を行い、また手術の現場にも立ち会います。そこまでは、まるで、パソコンのRPG(その昔、リバーヒルソフトというところのJBハロルドシリーズ、藤堂龍之介シリーズという探偵モノが大好きでした…)のような会話と展開で、すっとクリックしていく感覚を楽しめました。

 調査に行き詰り、これからどうなるの?と思ったところに今度は、なんだか某省でお役所の掟を書かれた人とどこかつながるようなお役人、“白鳥”(この名前がつくキャラは、名探偵コナンの中の白鳥さんにしてもいつも妙に個性的。)が登場。昼行燈型の田口とは正反対のキャラと手法で事件解決に向かいます。

 もし田口だけだったらあっさりすぎ。白鳥だけだと鼻につきすぎ…。そんなキャラが上手にボケとつっこみの漫才コンビのように共鳴しあって行くストーリーは、とてもおもしろかったです。事件の真相、犯人の設定もちょっと意外で、また、ちょっと想定内。”チーム”というのがキーワードだったのだと感心することしきりでもありました。また、院長ほかの脇役諸氏は名優ぞろい。すごく透き通った炭酸飲料のような飲み心地のする小説で、特に、この田口氏は私好み?のキャラで、すっかり気に入りました。なんというかキリンレモンみたいな小説でした。

 …調査する相手に、その人自身の名前の由来を聴くところなどもとても自然でおもしろくて。(まさにJBハロルド…と思ってしまいました) また、一番好きだった挿話は、田口氏の医学部卒業試験での口頭試問のところでした。ちょっと同じような経験談をしてくれた人がいたりして。

 あぁ、でもこんなふうにストーリーとキャラに惹きこまれ、わくわくした経験をしたのは久々です。これぞミステリーのチーズ味…もとい、醍醐味なのでしょう。

 本の帯によると、竹内結子さん、阿部寛氏で映画化されるとか。2008年2月9日公開ということは、もうすぐです。この本がどんなふうに映画化されるのかとても楽しみです。というか、なんと映画化向きの本か・・・と思わずにはいられません。映画も楽しみにしたいと思います。

 実は今日は、昨晩からお風呂のお湯がでなくなってしまい(給湯器の故障)その修理と、それから、水がでなくなった蛇口の修理と、氷ができなくなっていた冷蔵庫の修理(これはマニュアルを見ながら自分でしたらできました)その他で、ヤモリ(家守)になって修理屋さんに来ていただくデー(とほ)に予定をかえました。なんといってもお湯がわかないというのは困りますので…。急に時間ができてしまったからこそ、読みかけの本をいっきに読めてしまったのです。修理もすべて順調に終わりましたし、思いがけぬよい休息になりました。ソノブンゴゴカラガンバリマセウ。 

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