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【映画】県庁の星

 織田裕二さん演じる“中学から大学までずーっと1番で、県庁にもトップで入った”キャリアが、民間で経験を積むことでそれを行政にいかそうというプロジェクト?に参加。

 決して優等生とはいえないようなスーパーに出向し、そこで、システマティックなお役所とまったく違う世界に、最初は戸惑い、怒り、あきれます。スーパーの従業員たちからは”県庁さん”と呼ばれます。やがてはそこで、本当に大事なこととは何かを学び、その後、県庁に戻ったときには、それまでとは違う視線で動きはじめるというお話です。

 いわゆるお役所の理論には、ときどきびっくりすることがあります。「組織で動きますから」という言葉には、タテの両面以上に様々な含みがあると感じます。たぶん、すごい縦社会なのだろうなぁとも感じます。

 また、どんな社会でもそうだと思いますが、そこにひたりきれる人とそうでない人がいて、これまたどんな社会でもそうだと思いますが、そこに学校をでてからずっと長くいると、その世界だけが”これが社会”になっていくものです。

 民と官では、本当に違うなぁ…と、感じることしきりの昨今なだけに、この映画は、特に脚色されたものでもなくて、そのままか、むしろこれでもまだぬるいのかも…と思いました。映画の中で一番印象に残ったのは、”行政改革で、変えるのは、法律や仕組みではなくて、行政の人の気持ちのありかただ”というような意味のセリフでした。

 映画の中でのセリフにもあるのですが、お役人であった織田裕二さんの顔つきが、スーパーでの経験と気づきをつむにつれて、変わっていきます。そして、本当に歩むべき道を歩き出したときの表情はとても素敵で、そのあたりがよく描けているなぁと思いました。でも、この映画の”そのあと”はきっと大変なキャリアライフがあるのでしょう。でも、頑張れ☆県庁さん。

 たとえ、”組織”であっても、そこにいる人は一人の”人”。 そして人を動かすのは人。

 …外からそんなふうに想って、がんばる”お役所さんの星さん☆”にエールを送りたいと思います。・・・あれ?ちっとも映画の感想になっていませんが、私にとっては想いはせることの多い作品でした。

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