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【映画】レミーのおいしいレストラン

  世の中には、こんな味の映画もあるのだなぁと思いました。

 アニメ(のぞく、コナン君)を映画館には見に行ったことはほとんどないのですが、先輩の絶賛…もあって、これは要チェックにしていました。

 映画館で、かなり前からいっぱい予告編をみていて、それでストーリーも想像がついて、おなかいっぱいになった気分でいたのですが、どうしてどうして、隠し味がいっぱいで、おいしい映画でした。

 ストーリーは、突然、ある有名レストランの雑用係になってしまった、料理ができない男の子と、食材を組み合わせて未知の味を作ることに喜びを覚える、天性のシェフ・ネズミのレミーくんが、ペアを組んで、レストランのキッチンにたつ… というものです。が、そのストーリーに、世間をよくしっているネズミくんのパパだったり、4つ星レストランをついだくせに冷凍食品開発に燃えるNO実力シェフだったり、辛口料理評論家だったり、男社会で苦労する女性の料理人だったりが、みごとにからんで、よいそれぞれによい味をだしていきます。

 いってみれば、予告編は、塩・こしょうだけの味で、本編は、それにガーリックや、ワイン、クリーム、ブーケガルニ…などで、深い味として作られているような、そんな感じでした。

 ネズミキャラのレミーくんが、とてもきれい好きで、しかもきちんとネズミをしている(言葉を話すのは、ネズミ仲間と、空想の中での大シェフとだけ…)ところの潔さと、ラストの流れが、とてもさわやかな後味を作ってくれた気がします。

 また、レストランと評論家の関係が描かれているのですが、映画と評論する人にしても同じようなことが言えるのかもしれません。いろいろと、含み&隠し味も多い映画でした。

 

 アニメを映画館では見ようと思わない… というかた(けっこう私の周囲にいます)は、DVDになるまで待たれてもよいかと思うのですが、この季節に上映されている作品の中では、十分にカップルの鑑賞にも堪える、貴重な作品?かもと思ったので、ここにそすすめしておきます。

 映画の中で、”ラタトウィユ”という料理がでてきます。南フランス・プロヴァンス地方の家庭料理としてよくきく料理ですが、この料理の使われかたが、またとてもよかったと思いました。

 ちなみに、作り方はとても簡単そうです。(何分、家庭料理なので、各人で自由にアレンジしてよさそうで) 勝手にアバウトにレシピもどきを書くとするならば、

 薄く輪切りにしたナスビやジャガイモ、あればズッキーニ(きゅうりではないほうがよさそう)を、オリーブオイルでいためて、トマトソースとともに煮込む(もしくはオーブンで焼く)…味付けは、塩コショウとワインとローリエなどでお好みの味にする。

 …という感じでしょうか。これだけアバウトに書けるのも、この料理が、家庭でだされるシーンと、レストランでだされるシーンとで、それぞれで、盛り付けは違うものの、通じ合うものは同じだと感じたからだと思います。(このあたりはネタばれも含むのであまり詳しく書きませんが)

 あたたかくても、冷やしてもおいしい夏野菜の料理で、まさにこの映画の公開時期にあったものだと思いました。当分は日本でも食卓に、南仏の味、ラタトウィユが多くのぼるかも? 

 流れ作業のような仕事の流れが、私の手前で止まってしまい、今日は思いがけず時間ができてしまいました。本当は、そんな時間にはほかにすべきことがあるのですが、なんだかそこに時間が空いてしまったことの気持ちの持っていき場?がなくて。こんな時には…♪と、映画にでかけて正解でした。

 来週でも、台風あとの市場が落ち着いて、おいしそうな夏野菜がまた店先にならんだら、早速、ラタトゥイユ…を作ってみたいと思います。

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