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【映画】南極日誌

 こんなにゆっくりしたのは久しぶり。朝から美容院にいって、本屋さんにまわり、服をバーゲンでいろいろ買って、さらに定価でも服をあれこれ買ってしまって(おばか…)、遅めの昼食をひとりランチしようかと思っていたけれどパワー切れで、お弁当を買って帰宅。それからほっと…と見始めた映画がこの韓国映画”南極日誌”でした。

 南極…といえば、一番印象に残っている映画は角川映画「復活の日」。

 厳しくも美しい南極の地で、困難に打ち勝ちながら、けなげにがんばる人たちの美しき物語…  と、タイトルから想定してレンタルしてきたのですが、うーん…。ひたすらに重く厳しい不安定で不可解なところいっぱいの映画でした。

 南極の中で、一番到達するのが難しいといわれている、どの海からも一番遠い地点…かつて一度だけロシア隊がたどりついたことがあるという場所…をめざして韓国隊の6人が出発します。一人、また一人と隊員は脱落していきます。それは、隊員が途中でみかけた、80年前のイギリス隊の人が記帳していた南極日誌となにか関係があるのでしょうか。隊員たちは、ベースキャンプへ助けを求めようといいますが、カリスマ隊長(ソン・ガンホ)は、執拗に目的地に向かおうとします。そして、ついに…。

 細かい幻影?のようなところの意味や、なぜに隊長があの行動を?というのはよくわからないところもあったのですが、最後まで見終わると、少なくともなぜにあの隊長が目的地をめざそうとしたのかがわかる気がしました。それでも、そこが隊長が求めていたところではなかったということも…。

 途中で明らかにされる隊長の境遇を思う時、こういう状況の人間は、過去にどれだけ実績があったとしても隊長にすべきではない人間であったということもわかります。途中は意味不明?であっても、なんとなく最後には収まるところが見いだせた、またそのことから考えさせられる映画でした。

 それにしても、南極の映像のなんと美しいことか・・・。

 ずーっと一日中昼間であるときに探検が行われ、そのDead Endが、“夜になるとき”なのですが、その使い方が実に美しく、みごとでした。

 去年の夏、バルト海クルーズでストックホルムからヘルシンキまでを船で往復したのですが、その時もなかなか沈まない太陽と、それからたまたまめぐりあった月食がとても印象的でした。夏至のころは過ぎていたので、しっかり夜もあったのですが、もっと白夜に近い頃にでかけてみたかったとデッキで沈む太陽の様子をみながら思ったものです。

 沈まない太陽。沈みきってしまう太陽。

 その太陽と人の想いの交錯がみごとな映画だったと思いました。

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