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【映画】プルコギ

 ”映画「プルコギ」無料招待券 落選のお知らせ”…なる便りが昨日届きました。…あれこれと応募することはあっても、落選の知らせなるものが届くことは非常に稀で(普通ならば当選者のみ通知であとはスルー)、手にして最初は、#%$&+‘$&となったのですが、それでも、プルコギのちらしと”北九州フィルム・コミッション 北九州ロケ地マップ”なる冊子も同封されていて、そのマップがとてもおもしろかったので、元気も復活。

 ちゃんとチケットを買って(あたりまえといえばあたりまえ…)「プルコギ」を鑑賞してきました。この映画は、ひとことでいうならば、その昔テレビで一世風靡した”料理の鉄人”の焼肉対決版。 カルビーやロースといった赤肉にこだわるチャンピオンをARATAさんが演じ、それに対して、腸などのホルモン系(白肉)で対決するのが、松田龍平さんと、その幼馴染で、龍平さんの師匠(田村高廣さん)の孫娘、山田優さん、というストーリーでした。

 そのベースに、途中からしっかり簡単に予測できてしまう“因縁”があるのですが、それをも含めて、とてもストレートな味わいの映画でした。

 北九州市のいろいろなところがロケに使われていて、その組み合わせがとてもおもしろかったです。市役所がさりげなく、でもしつこいほどの?存在感ででてきていたり(でも、これは市民でないとわからないところでしょう…)、きゃ、あそことあそこが??と、本当の土地カンをもとにすると結びつかないような距離(焼き肉店があるところと、ふたりが歩いている商店街のところが相当離れている・・・など)があったりしたのですが、それでも、おもいがけない発見がいろいろとありました。”いのちのたび博物館”の中など実に上手に使われていたと思いました。

 また、北九州弁が上手にとりいれられていました。それ以上にびっくりしたのが、山田優さん演じる焼肉屋さんの看板娘像が、北九州の女性のキャラ?そのもの…。友人、知人にもこんなタイプが多くて、思わずこれこれ♪これっちゃ☆…となってしまいました。

 (よく京都の女性は、はんなり系とか、大阪で生まれた女性は…とかいわれますが、北九州の女性を知りたい?などと思われたかたはぜひこの映画をご覧ください…。全部が全部…とは申しませんが、ひとつの典型的タイプかと)

 北九州を単に言葉だけでなぞっているのではなく、気質までなぞってもらえていることで、表層だけではない染み込んだ?ご当地映画となっていて、そのこだわりに、本物と感じました。

 それだけでなく、実は、今回この映画を観に行きたかった一番の理由は、映画「ピンポン」以来、大好きになっているARATAさんを見たかったからです。プルコギでのARATAさんは、まさにあのピンポンを踏襲しているキャラで、堪能いたしました♪ ふふ☆

 また、若干、映画の中にはうーんと疲れを感じてしまうキャラもおられたのですが、そんな中で田村高廣さんがよい味をだされておいでで、心にしみました。

 映画の最後の最後。エンディングロールのあとにでてくる一言が、とてもよかったです。ぜひ席を立たれずに、そこまで見ていかれてほしいと思います。

 映画を見終わって、映画館そばの駅のホームにたつと、すぐそこに、映画でこれでもかこれでもかとでてきた橋がすぐすこに見えます。この駅のホームから歩いてすぐそこに、あの焼肉屋さんもある… それどころか、たぶんあのシーンは、あの映画館の駐車場のはず…などと思うのもとても不思議でした。

 東京など、ロケの多いところのかたでは、そんなことが多すぎて気にされないのかもしれませんが、地方人にとってはうれしい感覚でした。

 ご当地映画…って、こんな気持ちになれるものなのだなぁ…と思った次第です。

 以前にもたまたまロケにいきあわせたことがあるのですが、そういう記憶もよみがえってきました。そのお話はまたいつか別の項で…。

 

 …北九州の味がして、おいしいっちゃ☆ ムービーでした。

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