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【寓話】ちいさなせかい

 

 元気をもらった本があります。

 「ちいさなせかい」という、カエルくんのおはなしです。豆つぶほどの池が彼の世界のすべてだったのですが、ある日、カエルくんは気がつくのです。「ぼくはなんてちっぽけなんだ」と。

 それから、カエルくんは、大きな池を作ろうとします。でも地面をほって大きな池を作ろうとしても、その池にあるべき水はどうすればよいのでしょう?… それでもいったんは水を得たカエルくんですが、いろいろな困難な事態にまた直面します。だって、カエルくんはひとりで生きているのではなくて、周囲のいろいろな動物たちと関わっていきているのですから・・・。さて、困難に直面したとき、カエルくんはどうしていくのでしょう…。

 本の帯の言葉を一部次に引用します。

 「どこかでつまずき、途方に暮れる。捨てようと思えば捨てられる、

  続けようと思えば続けられる。

  僕というのは、そういうものかな。

  … 人生が面白くないとしたら、たぶん、それは自分のせいです」

  

  寓話って、すごいと思います。子どものころには単なる”絵本”だったイソップ物語にしても、大人になるとその話のひとつひとつが、胸にひびきます。この本も、やわらかな色づかいのあたたかな絵とともにあるカエルくんのおはなしが、自分の今のいろいろなことに心の中でリンクしていきます。

 同じ一冊の本を手にしても、読んだ人の心の中では別々の、そのひとだけのストーリーになっていくのだと感じます。

 

 この本は、あるかたにプレゼントしていただきました。郵便ポストに手紙が届くだけでもうれしいのに、これは突然の思いがけない素敵なプレゼントでした。一番近い本棚において、またいつでもふっと手にとれるようにしておきたいと思いました。

 「ちいさなせかい」  神岡 学さん作   サンマーク出版 

 …ちょっといろいろなことで煮詰まってしまっていましたので、今日はおもいきって映画で気分転換♪ … そんなふうに思えたのもこの本を読んだおかげです。見た映画はヒュー・グラントさんとドリュー・バリモアさん主演の「ラブソングができるまで」…です。この映画もとてもよかったです。ほっとあたたかな癒し系。…感想はまたあらためまして。

 寓話と映画。どこか通じるところがある、ふたつの世界でした。

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