« 【映画】ラブソングができるまで | トップページ | 【映画】ハンニバル »

【映画】名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)

 

 名探偵コナンの劇場公開版映画は、毎年春の秘かな?楽しみです。

 子ども向きの映画?であるはずなのに、なぜかいろいろと想起されるものがあって、子どもでなくても楽しめてしまいます。しかも、大部分の大人向き?の映画よりは、ずっと素直に作られていて、何も構えることなく見ることができるので、今年も楽しみにでかけました。(レイトショーでは、同じように思って見に来られているのかな…という人が存外にいっぱい)

 ただ、今回の「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」は、これまでの劇場版の映画に比べると設定、想定、えとせとら、全部が小粒だと感じました。ちょっと素直すぎ?なのかもしれません。

 今回のストーリーは、コナンたち子ども一行と、引率者役の大人という例のメンバーが神海島というところにでかけ、そこで、ミステリーツアーとマリンレジャーを楽しもうとするのですが、そこに、海賊の宝を探しにきたトレジャー・ハンターといわれる3人組の男もあらわれ、島にいる海賊の宝を守ろうとするたちもからんで、さてコナンたちは・・・ というもの。カリブの女海賊二人組の伝説がベースになります。

 …最初の十分くらいで、この映画の中での役割がみんなわかってしまうのです。つまりすごく素直に第一印象からすべての想像がつき、裏切られないのです…。もっとも第一印象をどうとるかは人それぞれなので、これはあくまでも私の感想にすぎないのですが。

 また、いろいろな登場人物たちの場面からの消え方?が、あまりにあっけなくて、「え? それであの人は?」と思ってしまったのも、ちょっと目の大きなザルで海水をすくっているようで残念でした。

 でも、2時間があっというまで、ちゃんとそれなりに安心してハラハラはできました。見ながら思い出したのは、「刑事コロンボ 歌声が消えた海」(指紋鑑識のところで。方法は違うのですが)、それからもちろん海賊つながりで「パイレーツ・オブ・カビリアン」。それから、私がはっとしたのは、最後のほうで、ストックホルムにある「ヴァーサ・ミュージアム」というところの映像がでてきたことでした。ここは、ヴァーサ号という、処女航海でストックホルムの港に沈んでしまった船をひきあげてそのまま保存している博物館なのですが、今回の船のイメージはまさにこれに通じているなぁと思って見ていましたら、最後にミュージアム内部の写真がでてびっくりしました。

 エンディングのスクロールにはそんな記述がなかったので、ちょっと心もとない情報なのですが、昨年夏に行って見てきたばかりなので、ふみゅみゅと思わず反応してしまいました。

 あとは、今回は、博士のダジャレがいまひとつで、新しい道具もいまひとつ。でもすべてそういうお決まりがおさまっていることが、見ているものの安心につながったのかもしれません。エンドロールがはじまっても、誰一人席をたつ人はいなかったのは、そのあとにまたお決まりのものがあるとちゃんとわかっているからでしょう。

 私にしては、少し新鮮味にはかけ、スケールの小ささが気にはなりましたが、またたぶん来年も、この季節に、ほっとしに観にでかけるでしょう。今年は、帰りにこれまでの作品と比べてしまって、昔はすごかった…と思ってしまいましたが、また来年もあるということで、期待したいと思います。

|

« 【映画】ラブソングができるまで | トップページ | 【映画】ハンニバル »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【映画】名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー):

» 門司港 レトロ [門司港 レトロ(口コミ・評判を検証)]
門司港 レトロ(口コミ・評判を検証)[港] [続きを読む]

受信: 2007年4月29日 (日) 17時27分

« 【映画】ラブソングができるまで | トップページ | 【映画】ハンニバル »