深呼吸しておすすめの本を

 家の前に雑草のお花畑?ができてしまったので、昨夕は雑草を抜く…というよりもお花摘みをしました。(とても根まではとれず…)こんな小さなこともなかなかできなくて、とほほな日々です。

 … 何もすることがない… 時もしんどいですが、あれこれとあるときもしんどいですね。なんとあたりまえのような勝手な言いぐさかと自分でも思いますが、多分、今これまでの日々の中でも記憶にないほど、いろいろなことがあって、日頃ぐーたらで、体力も心の耐性もないもので、ちょっとふにゃらとなっております。

 どんどん片付けていかないといけないことがあるのに、なんだかぼーっとしてしまう時間も多くて、そのうちまたしないといけないことがどんどん降ってきてと。

 …一番つらいのは、今とあることで、心の中のマグマだまりにどんどんマグマがたまっていっているのに、噴火してはいけない?…とおさえないといけないことでしょうか。(だから、本当はここにも書きたいのに書けなくて…)

 

 ・・・・ ちょっとだけ、あとで自分が振り返れるように、書いておきます。

 今、あることの渦中にあって(でも私は渦中にあるとはいえないほどの外輪ですが)、いろんなかたから電話をいただいたり、声をかけられたりします。自分からは言わないのに、まわりが知って声をかけてこられるというのは自分の人生ではめったにないことです。いろんなかたから、気の毒そうに声をかけられます。それらのお言葉、とてもありがたいのですが、時には、”・・・・”お返しする言葉を飲み込むこともあります。また、私がその渦中にいる?と知らずにその話題をいろいろと出されるのをきくこともあって、そんなときの皆さんの本音は勉強になります。本当にいろいろな考え方があるなぁと思います。 私が今の自分の状況を一言で言いますと、とたんに言葉をのまれるかたがた。それがセンサーにまたひびきます。 でも、そんなすべてが私にはたぶん貴重な体験…なのだろうと思っています。

 しんどいことばかりではなく、ほかのこともいろいろで、あたたかな言葉をいただくと、ずいぶん涙腺が弱くなりました。(もともとすごく弱いのですが輪をかけて) すごくありがたいこと、嬉しいこともいっぱいなので、”とにかくあれこれあるいそがしい日々”ということで、くくれます。

 

 ただ、本当にあれこれあって、すっかり時間貧乏です(お財布も(^_^;))。  本も映画もまた手につかないのですが、そんな中で、あるかたのおすすめである本を読み、びっくりしました。 詳しいことは書かないでおきます。寺田寅彦氏の書かれた”地震雑感 津波と人間”です。もし興味があるかたはぜひお読みください。

 ふーっ。深呼吸。 …最近、深呼吸が好きです。

 … 有り余るものと足りないもの。なかなかバランスがとれません。もし、どなたかに、体重と時間を交換していただけたら、すごくうれしいです♪  きとくなかたのご連絡、お待ちしています。

 

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【読書】ゴーガイ

 大きなことがどーんとあるわけでなく、かといって日々の小さなことでもなく、中くらいのことがいくつもいくつも重なって、しばし追われておりました。 中くらいのボールと中くらいのボールの隙間に小さなボールを効率よくつめていければ、どんどんすっきり片付いていくのでしょうけれど、その空隙を埋めるには中くらいのボールが大きくふくらんでしまい…。

 いろいろなことがあり、それらをふわっと抱えていたいために、最密充填することを放棄してしまった…というのでしょうか。そんな気持ちです。

 それにしても、まだまだ中くらいのボールがいくつかと、そしてそのあとにあいついで大きなボールがごろごろと転がってきます。ここまでボールが乱打してくることは自分の記憶の中ではなかったことで、ちょっと正直、とほうにくれてもいます。ひとつひとつ、打ち返していくしかないですね。

 

 …そんな中で、先日被災地をまわったということから、おすすめされて貸していただいていたコミックを、ようやく昨日から読むことができ、それが久々に心に沁みてじーんとくるものだったので、こちらに書き記しておきたいと思います。

 ”ゴーガイ”岩手チャグチャグ新聞社 (1~3号目) 飛鳥あるとさん作です。

 岩手のローカル新聞社の女性記者、坂東さとると、その上司で表情のない謎めいたイケメン?支局長小田原と、ひょんなことから、この二人に関わっていく妙に日本ツウなドイツ生まれの日本育ちの青年イヴァン・シュルツ…の3人が織りなす岩手模様です。

 岩手にまったく行かれたことも関わられたこともないかたには、もしかしてただ、ふーんと過ぎていくものかもしれないので、特にお勧めはいたしませんが、二回しか岩手に行ったことがないものの、一回目は盛岡から見た岩手山の雄姿と平泉の静謐な空気に感動し、二回目は被災地での数々の光景と、そこで知り合ったかたがたとのこと、ローカル列車から見た、イーハトーブの世界…とまさに感じるおだやかな風景が忘れられない自分には、たぶんたったそれだけの岩手体験でも十分に反応してしまったと思います。

 特に2号目、3号目は涙腺が…。

 一緒に、”美味しんぼ”の被災地編も貸していただいたのですが、うーん…わたしはゴーガイのほうがぴったりきました。

 岩手って、ローカルの新聞社がとてもしっかりしていると感じました。現地で買い求めた震災の時の様子を書いた写真集も素晴らしかったし、車窓からいろんな小さな町にもその新聞社の看板が駅の近くに見えて、本当にしっかり根を張っている地元のための新聞があるのだと。

 そんな新聞のことを勝手にイメージしながら読みました。コミックを読むのは本当にレアなのですが、よかったです。

 今、さまざまなボールころころの影響で、本当にほかの本は何も手につきません。読まなければいけない活字を追うことすら追いつかずで。 今は自分までがごろごろと転がっていっている気分です。どこでどんなふうに止まるのか見当がつきません。

 …そういえば、先日、交差点で青信号を渡ろうとしていた時に、ちょうど携帯に気がいってしまっていて、どたっとこけてしまいました。携帯を壊せない!と思ったもので、携帯をかばって、手の平とひざと顔に擦り傷…そして、両腕に筋肉痛…。交差点で信号待ちをしていた車の人から見ればさぞおかしなシーンだったでしょう。とほほ…。でも携帯は無事でした。よかった…。

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本が鞄の肥しであったとき

 家を一歩出るときは、鞄の中に必ず何か一冊は本をいれています。読みたいから持参していたり、一人でどこかで食事をする時の必須アイテムとしてだったり。

 でも、持参して、読もうと思えば読む時間はあるものの、1ページも開かない時間…というのも最近増えてきました。

 そしてまったく開くことができなかったのが、今週出かけた先でした。東北の陸中海岸あたりにでかけました。昨年の地震・津波で大きな被害があった地域です。行きがけは、まだ持参した本を読んだのですが、着いてからはもう何も目が小説などを追うという気もなくなりました。本が鞄の肥しになるとはこういうことなのかと思いました。

 その一方で、ローカル線沿線に見られる野や山は新緑が美しく、桜もまた見ることができました。これまでは、ぴんとくることがなかった宮沢賢治さんの本の世界や言葉が、初めて心の中でぴたっとくるような予感がしました。(これまでにあまり読んでいないので…)

 今回も単独行には変わりがないのですが、いろいろなかたにアドバイスやアレンジをいただいたりで、多くのかたに助けられました。ずっと、タイムリーに携帯にアドバイスをいれてくださったかた、現地でお世話になったかた、かなり揺れた気持ちもメールでそのままに受け止めてくださったかた。ほか…本当によいサポートをしていただいたかたがたには感謝しきれません。 またよい出会いもありました。帰路は、心の深呼吸と整理をするだけでいっぱいいっぱいでした。さて、これから、自分には何ができるのだろうか…と考えると、あまりに無力な自分と向き合うしかなくなってしまいますが、車窓からの新緑のやわらかでまぶしい輝きに、これからを感じました。

… いろいろなかたに親切にしていただき、素晴らしい表情で仕事をされているかたがたにおめにかかることができました。名刺をいただいたかたがたのご表情がこんなにも記憶に残るのは、記憶力が悪い私にはちょっと特別な感覚です。小さな飛行機だったからかもしれませんが、行きも帰りも客室乗務員さんがとてもフレンドリーで親切にしてくださって。いろいろなところでやさしさを感じました。

 ちょっとだけ自分も変わった気分です。一過性とか錯覚かもしれませんが…。

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のんある気分と院展

 あんなに長いと思っていた世のゴールデンウィークが終わってしまいました。

 結局、しようと思っていたことは半分くらいしかできず、読みたいと思っていた本はほとんど読めず…でした。それなりに、なんとなく、めりはりなく過ぎていき、なんと思い返してよいのかわからないのですが、この期間に一番はまったのは、”のんある気分”なる、ノンアルコールドリンクの缶でした。アルコールゼロ…だけでなく、カロリーゼロ♪ 糖分ゼロ♪… ほんとかなあと疑うこともせず、ほぼ毎晩これを手にしていた気がします。

 お酒… はただでさえ弱くてほとんど飲めない上に、この連休は、本当はねじり鉢巻き?でしないといけないことがあって、一口でも飲んだら、夢見心地にすぐいってしまいそうなので、お誘いも全部お断りしまして、ひたすら、これを…。

 でも、”ソルティドッグテイスト”は、特に大好きで、こんな缶?を持つだけで、酔っ払いさんになることができる気がいたしました。ソルティドッグ以外にもこのシリーズは2種あります。もうしばらくはまりそうです♪

 

 連休最終日には、院展にでかけました。この展覧会の絵は、ぴたっと心にはまるものが多くて、ほぼ毎年、できるかぎりでかけているのですが、今年はようやく最終日に。

 でも、今年も、”!”と思える作品にいくつかめぐりあえて、大勢の人がいるのに、とても静かな空間で、”ひとり”になれる時間を楽しみました。こちらでの展覧会、お楽しみいただけたらと思います。

 http://nihonbijutsuin.or.jp/ippan_96/index.html

 

 さて、連休明け。エネルギーをそれなりに充電した?気分で、また歩きだしましょう。

 連休中、ついあれこれとカロリー摂取過多になりましたので、そんな意味でも歩かねば…。 連休に読み切れなかった本も鞄に入れなおしての月曜日です。

 

 

 

 

 

 

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【読書】数学的にありえない

 ずっと鞄の中に入れていた本をようやく、連休で読み終わりました。  

 ”数学的にありえない”… です。

 ストーリーを書くのはもともと苦手ですし、この本は特にすごいスピードで走っていくのでとても私ではうまく表現できないのでパスしますが、 映画にたとえるならば、”レインマン”と”シュリ”が一緒になったような映画でした。…ふつうこの組み合わせはあり得ない気がします。 数字に関する特殊能力のある男性と、ものすごくばったばった倒していく強い女性が主人公で、話の内容は確率論を中心にした数学のトリビア+予知に関するもの。

 文庫本で上下巻にわかれていて、上巻の途中ではほんのちょっとだけペースを落としてしまいがちになるかもしれませんが、特に下巻はノンストップのアクション映画哲学付き。

 本の内容自体は、とてもおもしろいものの、特に”ものすごく、自分の心の中で忘れえぬ本”とまでは言えなかったのですが、巻末で作者がなぜこの本を書いたのか、作者はどういう人なのかを知ると、物語の見方が変わりました。 なんだか、じーん…。

 本を読んでいて、私が考えさせられたのは、”既知“感というものです。この本の主人公はものすごくそれがある人だけれど、この本の中に書かれているように、たぶん程度の差があるだけでそれなりに持っている人は多いわけで、たぶんその力は、正規分布…ではないかなと。私がその正規分布の中のどの位置にあるのかわからないのですが、たとえば、”むしの知らせ”とか”第六感”というものが確かに当たった記憶はあるので、きっと何もないことはないのでしょう。

 ただ、それがいつおこるのかなどの正確さはなく、いつかどこかでふっとそんなことがあるかも…程度で。この本に出てくるように、確率的に、94・27852%は…などといえるようなことはなく。もし自分にこの能力が十分にあれば、迷わずナンバーズを買いますが。

 

 第一、この本はなにげなく手に取って、ふらっと買ってしまったのですが、読み始めた直後に、あるニュースに接して、そのリンクにびっくりしたりもしました。(この本を読まれたかたならばおわかりになると思います。

  この本を読みながら、ふっと心に浮かんだシーンがあるのです。それが本当に将来起こるのかどうか、今は 46・2895634%くらいの確率でわかりませんが(←この数字、いい加減です)、それでも、そんな光景が浮かんだことがとても不思議でした。

 そのほか、この本ですごいと思ったのは、邦題のつけかたです。世の翻訳本にひどい邦題が多いなかで、このタイトルは珍しいほどに秀逸だと思いました。

 

 主人公が魅力的。ハイテンポな進行。さまざまな伏線。そして、知ったつもりになる薀蓄と哲学。 しばしを忘れて楽しむには第一級のエンターテイメント本かもしれません。

 この本を鞄の中に長くいれていたなんて、読者的にありえない。…かもです。

 

 

 昨日の映画といい、今朝読み終わったこの本といい、なんだかちょっと人並みに休日を過ごしている気分で♪  あれこれ仕事もせねばならないのですが、なんだか妖怪人間ベムの叫び・・・・が達成できた気持ちです。…ん?意味不明ですか? ちなみに私が何をどう叫んでも、ちっともムンクのような高値はつきませんね。たは…。

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【映画】サンタクロースになった少年

 とんでもなく季節違いなのですけれど、サンタクロースは、なぜにあんなことをはじめたか…という、クリスマスシーズンにぴったりの映画をレンタルDVDで鑑賞しました。

 幼いころに孤児になってしまった少年、ニコラスは村の人の好意で、村の住人の家(6軒)でそれぞれ一年ずつ、めんどうをみてもらうことになります。毎年クリスマスのころに次の家に…という暮らしを毎年余儀なくされるのですが、村の人たちは貧しい暮らしの中でも少年に心をかけ、そして少年は村人への感謝の気持ちを、クリスマスに手作りの小さなプレゼントを子供たちに贈ることであらわします。シャイな少年は、誰にも自分がしたとは言わずにプレゼントを戸口の前にそっと置くだけなのですが…。やがて6年が過ぎ、6軒目の一年が終わるとき、村に未曾有の不況がおそい、彼の七年目を引き受けたのは、村に大工仕事の製品を売りにくる、口の悪い大工でした。しかし、その大工の家で、ニコラスは腕をみがき、心も通わせていくようになります。そして、ニコラスの生活を大きくかえるできごともおころうとしていました…。(あとは、映画をご覧ください)

 久々に、素直にハートにあたたかい映画に出会いまして、心ほっこり嬉しくなりました。2007年のフィンランド映画だそうです。ロケはラップランドで行われたということで、雪や木の感じ、そして低い位置にある太陽と、その光の差し込み具合が、まさに北欧…で、最近のCGなどではないまさにナチュラルな味わいをかもしだしていました。

 サンタクロースにまつわるいろいろなことをよくとりいれて、ほっこりできる稀有の作品かと思いました。なぜにあんな赤い服をきているのか、となかいさんの理由は…ほかまで、とにかくさもありなんという感じで。

 連休ということで、今日は半期に一度の大掃除?をしました。そのほかあれこれでよれよれになっていたあとだけに、久々にくつろいだ良い時間をこの映画でえることができました。

 今年は、春とは思えないほどの嵐が続きます。なんだか変な気がします。季節感…というのがほっこりしてきなものであることを大事に思いつつも… 季節違いのこの作品にひかれました。 心おだやかにすごされたいかた、連休のレンタルにおすすめです。

 ほかにも何本か借りてきました。ほかの作品もあらためまして。

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Golden Week1

 外国の知人らから、”Golden Week ですね! いっぱい楽しんで♪” というようなメールをいただくごとに、Golden Week は、働きアリさん?の日本人にとって珍重な時期だと外国の人たちにも認識されているのだなぁと思います。ただ、とても”休み”気分になどなれない状況を抱えている私は、そういうメールをいただいてもため息がでるばかり。”人の気もしらないでぇ…まったくぅ…。ぷんぷん!”と、PCの前でぶつぶつつぶやいております。 日本語だし聞えないし大丈夫でしょう…。(英語でぼそぼそ言うにはなんと訳せばよいのでしょう…(^_^;))

 連休はたくさんの宿題と、頭の痛いことを抱えているのですが、そのあいだにあれこれダンシャリと掃除と整理を少しでもできたら…と思っています。連休初日の昨日は、家の前の雑草とりをしました。てごわくて1時間でダウン。とても終わりません。すくすくとのびる雑草たちの新緑…。ふみゅふみゅです。

 連休二日目の今日は、名刺の整理帳の整理をしました。数日前、あるかたにおめにかかったとき、私はそのかたのことを申し訳なくも失念していたのですが、そのかたは覚えてくださっていて、おめにかかって名刺交換をしようとしましたら、”あれ? ぴょんさん、名刺が変わられましたか?” と言われて、赤面してしまいました。お願い事があってこちらからでかけたのにとんでもない失礼をしてしまいました。 

 そんな反省から、よっこらしょと。 名刺整理帳…5冊ほどになっていて、しかもちっとも整理していないままで。おめにかかる会合・機会など別に仕訳していれていたつもりなのですが、いつのまにかわけがわからなくなってしまっていました。

 いっきには整理しきれず、とりあえず、仕事が変わられたかたとか、もうおめにかかる機会がなさそうなかたの名刺を別のファイルにわけ、その他を少しずつ入れ替えたところで、ダウンしてしまいました。 雑草抜きよりは長い2時間少々ほどの作業でした。 まだまだしなければ…。

 でも、あらためて、いただいた名刺を見ていますと、名刺をいただいたとき、それっきり、それっきり、もう、それっきり… になっているかたもいっぱいで、一方、思いがけないほど縁がつながっているかたもおられて、不思議な気がいたしました。

 統計的に?分析したわけではないのですが、名刺交換をさせていただいて、48時間以内に、次のなんらかのコンタクト(ご挨拶メール、御礼メール他を含めて)がないかたと、そうでないかたで、その先が大きくちがってきている気がします。もちろん今回失礼してしまったかたのように、一年前におめにかかったかたにもう一度、別のルートからおめにかかりなおす?こともあるわけで…。わからないものです。

 名刺帳の一枚一枚、ちょっとしみじみと考えながら向き合いました。

 また、先日、長年勤められたところを退職されたかたが、次のお仕事の名刺のことを語られながら、”これからは、名刺の裏にどれだけかけるかを考えて過ごしていきたい”と語られておられました。それまでにしっかりとした実績とポジションを作られたかたこそのお言葉だと思いました。…何故って… 私の名刺(限定版?)は、裏ばかりに文字がいっぱい。それは表に書くことがないからなので…。

 何はともあれ、どうぞ多くのかたが、名刺から離れて、仕事や義務から少しでも解放されて、このGolden Week をのびやかにすごされますようにとお祈りしています。

 

 ちょっと思うところありで、中島みゆきさんの「ファイト!」 を聴いています。そのほか、古いアルバムが心にしみます。自分がしんどいときには、心のセンサーが敏感みたいで。周囲の人の声掛けが嬉しかったり、また、突き刺さるような言葉、あるいは沈黙に感じるものがあって、あっ…と距離感を間違えていたかもと思ったり。よくみえる(見えた気になる)ものです。いざという場面では。

 なんだか眼鏡を変えてよくみえるようになった気分です。… 見えすぎて辛いと思うことも多々ですが、そんなスペシャル眼鏡で見て、感謝できることがあること、嬉しいです。お名刺の裏に自分だけの記憶を書き足させていただいている気分です。そんな中で、自分の気持ちが整理できていくのはよいことかも。あれこもこれも整理をと。

 さて、名刺の次は本の整理。 大きくなったからだにあわせて衣替えもしなければ…。体脂肪のダンシャリが一番難しいです…。とほとほ。

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海になりたい青

 このところ、いろいろなことがあって、心と頭がからまわりするばかりで、ちっとも何も進みません。本当は、しないといけないことがいっぱいあるのに、ただただ、あああれもしなくては、これもふってきた…とおもうばかりで、情けないほどです。 

 パレットの上にいろいろな色を全部出して混ぜ合わせたら、絵具だと黒のような色になってしまうけれど、それが光だと白くなる…というのをどこかで聞いた記憶があり、それは本当?と思って確かめたくなったりします。 (いわゆる色と光の三原色混合ですね)

 今の自分は、ぐちゃぐちゃの絵具まぜあわせ状態。光のまぜあわせのように白くなれたらいいのですが。

 そんな折に、空から降ってくるのは黄色い眠り粉。黄砂は花粉以上にしんどくて頭痛と眠気をさそってくれます。

 ああ、どこかで真っ白にリセットして、”(捜査を)たてなおす!”と踊る大捜査線のように言ってみたいです。

 

 ふと思い出したのが篠原美也子さんというかたのCD、海になりたい青…です。

 どこかでふっと深呼吸して、まず真っ白にして、そしてそれから海のような青をえがけたらよいのですが。

 

 

 … ただただ空回りして眠いばかり。 

 春眠暁を覚えず… 他もなーにも覚えず…

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変わるもの・変わらないもの

 ネットのニュースを見ていましたら、アクアスキュータムが経営破たんとのこと…。ショックです…。アクアスキュータム、ダックス系が大好きなので、なんとか他社に経営が移っても路線は維持されますようにと願っています。

 アクアスキュータム系が好きな理由は、年齢とか流行に影響されにくく長く着ることができるから。

 最近、よく本屋さんで、”○才若く見えるための△△”というような本をよく見かけますが、年齢にとらわれず着ることができる服があれば、少なくとも自分や周囲の人の印象というのはゆるやかにしか変化していかないような気がしています。

 そんな意味で、男性のかたっていいなぁといつも思います。あのスーツのデザインはまさに定番でかわらずで、良質の生地のものならば本当によい年齢を演出できると思います。シャツとネクタイでアクセントはつけていけますし…。 

 

 今日はそんなニュースを見たので、変わるもの、変わらないもの…をつい考えてしまいます。

 …この前、誕生日をむかえたときに、自分で買ったものがいくらかのお化粧品でした。私は、お化粧が大の苦手で、家にいるときは全く何もしませんし、外にでかけるときも、キューピーのクッキングもどき(しかも真水で)の3分間ですべて終了。ただ、周囲からは、「さすがにもうちゃんと化粧したら?」「一度化粧のしかたを習ってきたら?」「思い切ってテレビの大変身番組(そういうものがあるのだそうで)にでたら?」と言われ、今年はとうとう、近所の奥様からいただいた誕生プレゼントが口紅で、親からも”お化粧品でも買って…”と。とほとほ。

 とりあえず、デパートのお化粧コーナーで一時間ほどすわり、あれこれとつけられまして、でも思ったほどに自分は変わったと思えないままに(モトが変えられるわけでなし…)使われた化粧品の中の30%くらいだけを購入し(それでも、ああ、これだけあれば何回通常料金で映画に行けるかしらん…と思いながら…)、ちょっとお化粧をした気分になりました。買ってきたお化粧品と周囲にいただいたものは、お菓子の空き缶に入れて、なんだかすごく頑張った気分になりました♪  

 でも、今朝になって、その空き缶をそれ以来一度も開けていないことに気が付きまして…。これではいけません。今年こそ変わらなきゃ…と、思い新たにしています。

 

 中島みゆきさんの曲で、”化粧”という曲があります。ちょっとしみじみと聴きなおしております。

 自分で言うのも変ですが、私は昔から年よりも子供にみられがちで(注:若く見られるわけではない)、大学をでたころ、東京の街を歩いていますと、よく高校生アルバイトの勧誘を受けました。パーツ的にはしっかりちゃんと経年変化をしているのですが、歩き方がぴょんぴょんひょこひょこしているせいか、髪型も化粧も変えていないせいか、今でも、実年齢よりは若く言われることが多いです。もちろんお世辞もコミコミだとちゃんと自覚しております。

 が、私にとって、一番言ってほしいお世辞は、「わぁ、本当にそんな年齢なのですか? ちっともそう見えませんね” お若く見えます!」… ではなくて、「まぁ、最近すっかり、しっとり落ち着いた熟女になって…。とうとう、永年の夢の”イイ女”になったわねぇ…@@」… です。が、そんなことをお世辞でも言われたことは皆無です。

 (ここを見てくださっている方の中には実際におめにかかっているかたもいろいろおいでなので、そんなかたがたへ。”もし、このお世辞を今度おめにかかった時に、最後まで真顔で、絶対に笑わずに言ってくださったら、ワンドリンク御馳走させていただきます♪!…) 

 某エールフランス機上でアラン・ドロンの親戚かしらんというようなかたに、”マダ~ム”と言ってもらえるときだけ、たとえそれが単なるこんにちは♪的挨拶であっても、なんだか自分が変わったような錯覚を覚えます…。マダ~ム♪… ふふっ。素敵な響きです。だからAF好きです。機内食があわなくても…。ぼそ。

 …と、今日は、定番デザインのアクアスキュータムの話題から変わるもの・変わらないもの… で書いてきましたが、本当は今日書きたかったのは、映画「悪人」をレンタルDVDで再見したことでした。

 ものすごく心に残る映画で、映画館で見て以来ずっと気になっていることがあって(最後のほうでの主人公の男性の行動の意味) それをもう一度見て確かめてみたかったのです。それで、以前ここに書いた感想を読み直しまして、映画館でみたときとまったく感想が変わっていない… ことがわかりました。

 この映画を見たときと、今とのあいだに、自分の中では大きく変わったことがあったはずなのに感想が変わらないということは、もしかしたら、自分は何も変わっていないままなのではないかと。… 

  変わるもの・変わらないもの。変えられるもの・変えられないもの。

 うつりゆく季節の中で、いろいろと想います。

 

 

 … お菓子の空き缶の中のお化粧品。明日から少し使ってみようかなと思います。

 そして、ワンドリンクをかけての、勇気あるお世辞を心底お待ちしています。 

 

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【映画】アーティスト

 今年のアカデミーを5部門で受賞の映画、”アーティスト”を見てまいりました。

 サイレント映画時代の名優が、トーキー時代の到来とともに忘れ去られる存在となり、かわりにその名優に小さな小さなアドバイスを受けた新人女優がスターの道をかけのぼり、彼らは立場をかえてまた向き合うことになるという、とてもシンプルなストーリーです。

 

 鑑賞したきっかけは、この映画をアメリカで見た友人から、”この映画は是非映画館で。DVDで見るよりも映画館でみるほうがこの映画にとてもあっているから”ときいたからで、日本公開を待ちわびていました。

 

 が、映画館は、アカデミー賞大好き日本人でいっぱいかとおもいきや、平日の午前中だったからでしょうか。とても人が少なくて、この映画の中のどの映画館でのシーンよりも少なくて(満席の熱狂シーンだけでなく、そうでないシーンと比べても)少々、残念な気がしました。 今、さまざまな元気な映画が相次いで公開されているので、サイレント映画?は、そんな映画に比べてなじまれにくいのかもしれません。

 

 私は、サイレント映画にも、トーキー映画の黎明期にも特に思い入れのない、テレビの淀川さんの日曜洋画劇場に子供のころから育てられた世代なので、この映画の世界は新鮮でした。鑑賞前の先入観では、かなり集中して見ないと、話についていけないのかな?と思っていたのですが、音楽や、ところどころでのアクセントが上手にきいていて、しかもシンプルな流れではあり、特に難しさを感じることはありませんでした。これは作り手側さんから慣れない世代への親切なのかもしれません。

 

 映画全体としては、とてもよくできていて、盛り上がりとか、昂揚感などは、現代の濃い味付けの映画に慣れてしまっていますと、物足りなさを感じもしましたが、冷静に振り返れば振り返るほど、文句のつけようのない良質の映画であり、思い返すほどに映画としての完成度の高さを認識することとなりました。

 

 なにが素晴らしいかといいますと、”さじ加減””バランス感覚”…が素晴らしいです。

 料理にたとえていうならば、上質のだしで、上質の素材を料理し、さらにメインの調味料から隠れ調味料まで、本当ににくいばかりにまさに絶妙のさじ加減。もし、たとえばほんの少し砂糖で甘くしてしまうと、その味をそこねてしまうけれど、本当にひとつまみの分量まで吟味されているので、実に上品で味わい深い仕上がりになっていると。

 

 単に、サイレントだトーキーだというノスタルジックな話題でアカデミー賞をとったわけでなく、まさにこのぎりぎりで上質のさじかげん、バランスで映画の王道を走り、アカデミー賞をとったのだと納得できました。

 

 … この映画を、どんなシチュエーションでご覧になられたらよいのかはちょっと今、ぴんときませんが、この映画の話をわかちあえるかたと、一緒にでも別々にでもご覧になられると、豊かな時間を共有できそうだとおすすめします。

 そうそう… 犬好きのかたには、絶対におすすめです。この映画。アカデミーに主演ペット賞があるとすればこの映画はまさにその最有力候補でしょう。素晴らしいワンちゃんでした。

 

 実は、私は、これは”遅ればせながらの誕生日>自分”として鑑賞にでかけました。先週、誕生日をむかえたのですが、誕生日当日は、ちょっとラフなスケジュールで、自分のための時間を確保できなくて、日をあらためて誕生日を自分で祝う?ことに。

 直前の一年間は、自分の人生の中ではある意味で大きな転機であり、本当にいろいろなことがありました。自分の心のもちかたの舵を大きくきった一年でもありました。そしてこれからは… 何があるのか、何がおこるのか、自分がさらに変わるのか変わらないのか、まったくわからないのですが、とにもかくにも、自分のために、自分が考える一日が欲しくて、こんな時間をとったわけです。

 映画を見終えたあとは、なんだか、ドラえもんの世界のジャイアンが、できすぎくんを見てしまったような違和感を感じました。

 自分の最近の生き方を料理にたとえるならば、そこそこの素材は選ぶようになったものの、料理の仕方はシンプルに炭火焼。調味料は塩と黒こしょうのみ…。というような感じで、この映画のような、良質の出汁、さじ加減の微妙な調味料…ほかには程遠いものなので。

 でも、じわーっと、この映画の味がわかってくるうちに、たとえばこの映画を薦めてくれた友人のこれまで気がつかなかった一面?を感じたりと、いろいろな気づきがじわーっとしみだしてきました。そして、これからの一年。どこに自分が向かうのか、何をするのかまったくわからないなりに、まっすぐに向う気力と元気のようなものが少しずつ、得られてきた気がします。

 … 誕生日というのはよいもので、またおもしろいものだと思いました。いろんなかたからいただいたプレゼントは、できるだけ、この自分の誕生祝い?に持参して活用させていただきました。メッセージをくださったかたがたのことも、思い出させていただきながら映画館への道を歩き、しみじみとご縁をありがたく思いました。

 また、メッセージといえば、そんなに多くはないですが、誕生日にはあちこちから”お誕生日おめでとうございます”メールが届きました。たとえば、マイレージ会員である、JALとかANAとか。それぞれに楽しいオンラインおまけ?があって、楽しみました。生年月日という個人情報を自分はどんなところに発信していたかをチェックするよい機会になりました。

 これからまた、昔のようにまた映画や本を楽しむ生活にしていけたらと思っています。映画館でチラシをみたり予告編をみていますと、見たい映画、読みたい原作あれこれで♪…

 ちなみに、この映画。二回目からは、一回目の鑑賞券を見せると、1000円でまた鑑賞ができるとか。ふっと、もう一度味わってみたいシーンなどもあります。 味わい深い映画でした。

 

 

 

 

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